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ヒューマン2.0、失敗/異質許容する独立体? [2007年読書記録]

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)
渡辺 千賀
朝日新聞社
売り上げランキング: 327
おすすめ度の平均: 4.5
5 村上春樹に通じる卓見
4 裏表紙
4 「3年で辞める若者」が逃避のために読む本ではない



読書完了日:2007/01/03

シリコンバレーで日米間のアライアンス提携のビジネスをしている
著者が書いたシリコンバレーでの働き方を紹介した本。
Web2.0になぞらえて、「ヒューマン2.0」と評しています。

著者も書いている通り、必ずしもこの働き方が日本人の働き方に
適合するものではないと思う。日本人的なものがほとんど考慮されない
働き方とも言えます。

その一方で、参考になる考え方、行動様式も多い。

例えば、失敗や異質なものに対しての抵抗感が低く、
というよりそういう失敗や異質なものの組み合わせがあるからこそ、
新しいものがうまれると、積極的に失敗、異質を受け入れる。

特にこの失敗が受け入れられるという文化は
是非日本にも根付いてほしいところ。
最近では「失敗学」なども出てきていますが、日本は1回の失敗が命取りになることが多い。
そうではなく、再チャレンジする仕組みがある文化が必要と思う。

他にいろんなスタイルの働き方が提示されているが、自分が気になったのが
「ポートフォリオワーカー」と筆者が呼ぶいくつかの仕事を掛け持ちする人。
一つの仕事に依存することをリスクと考え、複数の仕事を掛け持ちし、
リスク分散、自分の適正把握などにつとめる働き方。
これはこれからの日本でも必要になってくるスタイルではないだろうか?
自分としては、2007年の目標に近いものがあるので、今後も意識していきたい。

2007年3冊目

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