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ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル 〜金鉱を掘る人を掘る [2007年読書記録]

ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル
野口 悠紀雄
新潮社
売り上げランキング: 62825
おすすめ度の平均: 4.5
5 ゴールドラッシュからグーグルへ
4 日本人の僕たちにとって、とても刺激になると思います。
4 野口悠紀雄らしい内容が光る



読書完了日:2007/01/29

2月に入ってしまいましたが、まだ1月の読書記録です。
もう2冊残っているなー。

「超」シリーズで有名な野口氏の著作。
アメリカ・カリフォルニアで19世紀に起きた「ゴールドラッシュ」、
そして現代のシリコンバレーで起きているグーグルを中心とするIT版「ゴールドラッシュ」。
両者を比較し、カリフォルニアという地域性、共通するポイントを分析しています。

本家、ITのゴールドラッシュ。
両方とも本質的には産業構造の大きな変化である。
このことに着目し、今までのものに固執するのではなく、変化に目を向けた人々が
成功につながっている。

ゴールドラッシュそのものに目を向けるのではなく、
「その金鉱を掘る人を掘る」ようなビジネスに目を向け、
新規のビジネスモデルに目を向ける。
その着眼点を持つようにしたい。

2007年17冊目

【楽天で購入】ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル
【Amazonで購入】「ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル他に気になった点としては、

 ・日本にも権威や権力に対する反発は多い。しかし、ほとんどが反発だけで挑戦ではない。
 ・日本の産業構造は、高度成長時代からほとんど変わっていない。
   →自動車や製造業の重視
 ・過去にしがみついてはいけない
 ・「ベンチャー育成」は間違い。本来ベンチャーは自分で未来を切り開く企業

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