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プロジェクトはなぜ失敗するのか 〜プロジェクトは失敗が前提 [2007年読書記録]

プロジェクトはなぜ失敗するのか―知っておきたいITプロジェクト成功の鍵
伊藤 健太郎
日経BP社 (2003/10)
売り上げランキング: 109907
おすすめ度の平均: 4.0
3 プロジェクトは本来、失敗するものである
3 成功をイメージしよう
4 より深い議論が欲しい。



読書完了日:2007/04/26

4月の後半から新しいプロジェクトに参画していて、
まだPMサポートという形ですが、6月のフェーズ以降は
自分がプロマネとして、プロジェクトを進めることになっています。
(まだ契約等含めて微妙な面は残っていますが)

今までの様々なプロジェクト経験での良かったところ、失敗したところ、
顧客/メンバーの性質を考慮し、成功に導くマネジメントを
したいと考えています。

その準備の中で読んだ1冊。

基本のコンセプトは、
プロジェクトは何もコントロールしなければ失敗するもの

と定義していること。

当然プロジェクト内部のリスク考慮は当然。
その上で、プロジェクトの成功を「顧客」、「会社組織」、「プロジェクト」各々の
視点で定義し、共有化することを説いています。

プロジェクトが進めば進むほど、自分たちの論理に陥りがち。
最初の共有をプロジェクトの憲章として進めることは重要ですね。

2007年50冊目

【楽天で購入】プロジェクトはなぜ失敗するのか

【Amazonで購入】プロジェクトはなぜ失敗するのか―知っておきたいITプロジェクト成功の鍵他に気になった点としては、

 ・顧客の成功と会社組織の成功が必ずしも同じとは限らない
 ・スケジュールを作る対象は必ず未知の要素が含まれた計画です。
  何が途中で起こるのかは分かりません。
  適切なリスクを考慮して、スケジュールを作る必要があります。
 ・変更を管理する手順を作成したり、リスクを検討したりする
  プロジェクトマネジメントプロセスは成果物を生み出すプロセスと 
  同様に重要視しなければならない。
 ・リスクが高いほど、リスク対応策に要するコストも高い
 ・あいまいさは、顧客、受注者それぞれにとってコストアップ。
  あいまいであれば、コストは高めに見積もる。

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