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「社会を変える」を仕事にする [2008年読書記録]

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
駒崎弘樹
英治出版
売り上げランキング: 5025
おすすめ度の平均: 4.5
4 「何かがしたい」人への処方箋のひとつとして
5 若き社会起業家の生き様に触れられる傑作
5 社会起業家の想いがわかる
5 泣けた
5 自分の生き方を考えさせられる一冊



読書完了日:2008/05/21

NPO法人:フローレンスを経営している著者の
試行錯誤をまとめた1冊。
社会起業というとすごい理念の高い人というイメージがあるが、
そんなことはなく普通の人。(学生時代にITベンチャー経営経験はあるが・・・)
起業前〜定着までのドタバタが表現されてます。

日本の社会の役に立ちたい。(P48)


考えもしなかった根底にある自分の欲求に気づいてしまった著者。
ソーシャルベンチャーというかたちで実現に向けて動く訳ですが、
日本の社会の問題が浮き彫りにしながらの船出となります。

 ・結果的に赤字となってしまう補助金行政
  (その補助金に群がる人々)
 ・環境依存型の社会/生活(国に、アメリカに、企業に、自治体に・・・)
 
NPO=非営利組織と表現されるので、儲けてはいけないと思い込みがち。
そんなことはなく、継続的に活動を続けていくためには、利益は必須。
(アメリカなどではかなり大規模な利益を出しているNPOもあるようですね)

自分の想いを実現するのに「起業」だけでなく、
NPOというスタイルも一つの選択肢として考えられる社会になるといいな。
 
2008年52冊目

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