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あたらしい戦略の教科書 [2008年読書記録]

あたらしい戦略の教科書
酒井 穣
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 76
おすすめ度の平均: 4.0
4 "現場"の観点で、表現も内容も分かりやすさが意識されている戦略本です


読書完了日:2008/07/21

戦略を「トップダウン」で与えられるものではなく、
現場で「ボトムアップ」で構築、そして「実行」(これが重要)していくための1冊。
ベストセラー「はじめての課長の教科書」の著者の2冊目。

【参考リンク】
はじめての課長の教科書:Simple life:So-net blog

戦略を構築するにあたって、
①現在地があって、②目的地を決めて、③それを実現するためのルートを決める。
自分の今までの感覚からすると、②>①>③の順番で捉えている。
目的地もルートも現在地に左右される。
今の状況(現在地)が変われば、目的も変わるということ。なるほどである。

現在地の把握のために、「スイートスポット」(要は独占エリア)を理解し、
顧客の情報、自社の情報、業界のマクロの動向、競合他社の情報の順で情報を取得していく。
情報は商品である(たとえ社内であっても)ことに留意。
戦略が走り始めても、情報の収集はやめてはいけない。

目標はそこにいる人のためのモチベーションをあげるために有効。

実行の部分については、泥臭い部分に触れている。
人の説得、情熱の伝染etc。
「実行」しないと戦略は意味のないものですからね。

日々のPJ活動での実践に結びつく1冊。

2008年61冊目

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