史上最強の人生戦略マニュアル [2008年読書記録]
読書完了日:2008/10/13
勝間和代氏が「もっとも私が影響を受けた本の一つでもある」という1冊を彼女自身が翻訳したもの。
【翻訳者ブログの関連ページ】
史上最高の人生戦略マニュアル、リンク集 その1
トータル400ページ越え。さっとまとめられる1冊ではなく、
自分のレバレッジメモもものすごい量になってます。
この本で唱えられている10の人生の法則。
人生の法則
(1)ものがわかっているか、いないか
(2)人生の責任は自分にある(自分の選択と態度に焦点をあてる)
(3)人はうまくいくことをする(「見返り」が行動を支配している)
(4)自分が認めていないことは変えられない(問題は、あなたが認めるまで悪化していく)
(5)人生は行動に報いる(違うことを「する」)
(6)事実なんてない。あるのは認識だけ(過去の出来事を言い訳にしない)
(7)人生は管理するもの。癒すものではない(今すぐに人生の計画を立てる)
(8)私たちは自分の扱い方を人に教えている(見返りを断つ)
(9)許しには力がある(憎しみはあなたの心を変えてしまう)
(10)自分が求めているものを知り、要求する(あなたのゴールラインはどこか?)
今の自分の状態を認め、本当に求めているもの(特別な感情)に向けて行動する。
ある意味当たり前のことかもしれない。
ただそれができない。そこに気づかせるために様々な例を挙げながら、説いていく。
他人ではなく、自分の選択と態度に焦点を当てていく。
最終的には、
いつもやっていることをやり続けたら、いつも持っているものを持ち続ける。
もしあなたが違う行動を撮れば、違うものが手に入る。(P270)
ということだと感じている。
2008年83冊目
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なるほどと思ったのは、「見返り」の話。
人の行動→必ず見返りがあるから実行されている。
一見不可解と思える事象(例:マゾヒスト)も表面的な結果ではなく、
本人が本当に欲している見返りを求めた行動であるということ。
(上記のマゾヒストの例で言うと、
子供の頃、泣く→親がたたく(本人痛い)→親が反省して子供に優しくする。
この優しくするが「求めているもの」のため、たたかれるという行動に対しての見返りが
優しくされるということになってしまうという)
自分の行動が何の見返りを求めているのか?ということを発見できれば、
自分の行動をコントロールことができるようになるのである。
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初めまして。
本の検索をしていてここに辿り着きました。
本屋で平積みになっていたこの本を何気なく手に取り、そのまま購入して、今読んでいる最中です。
今、百数十ページ読んだところですが、もしかして、この本はすごいのでは??と思い始めています。ちょっと大きくて重いのが難点ですが。。。
by 依里 (2008-11-19 12:20)
依里さん
コメントありがとうございます。
この本重いのが難点ですが、かなりの良書。
今年のベスト10(自分の中ですが)に入ります。
by Takashi (2008-11-22 19:55)
自己啓発本みたいな手の本は精神論が多い中、この本は現実論を述べているので、実用書みたいな感じですね。
そこが気に入りました。
少々キツいお言葉もありましたが、読み進めると単にはっきり述べているだけだと分かりました。ソフトな物言いにすると読み手が迷ってしまうから。。。でしょうか。
この本の感想をサーチしたのですが、あまりブログに載せている方はいないようでした。いい本だと、個人的には思うんですけれど。。。
by 依里 (2008-11-23 00:48)
はじめまして
『史上最強の人生戦略マニュアル』の書評を探していて、このブログにたどり着きました。ぜひ書評リンクをさせていただきたいのですが。
「人生最強の名言集」とういうサイトの中に「座右の書」として『史上最強の人生戦略マニュアル』を紹介しているページになります。
http://jsm.livedoor.biz/archives/51286213.html
by 武田幸一(人生最強の名言集) (2009-05-16 06:58)