「背景」を意識して撮る 〜写真生活手帖〜 [2009年読書記録]
読書完了日:2009/04/27
ギャラリー「NADAR」を主催されている著者。
名前と本の雰囲気から女性かと思っていたら、男性でした。
(著者のブログ:装幀写真)
準備編の5つのフレーズが技術論ではない「気持ち」を伝えています。
01 あなたは既に自分らしさを持っています(あなただけの風景)
02 自分が動けば世界は変わる(始めなければ、始まらない)
03 相手はあなたの鏡(被写体と向き合う姿勢)
04 素敵な時間の見つけ方(時間は全てが大切で、一瞬一瞬が出会い)
05 意識して撮る(撮りたい写真のために)
写真を読んで考える。
被写体、背景、その2つの関係、
光の方向と強さ、そして撮影者の想い。
「背景」、そして被写体と「背景」の関係。
実際の背景。
さらに撮影者の背景。あるいは被写体の持つ背景。
そこに存在する文脈を意識することなのかな。
「背景」という言葉が妙に気になる1冊です。
写真集としてみても面白いですし、
写真展などをやってみたい人に背中を押してくれる1冊では。
2009年41冊目
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