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ヨーロッパで生活するということ ~遠い太鼓~ [2009年読書記録]


遠い太鼓 (講談社文庫)

遠い太鼓 (講談社文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 文庫


読書完了日:2009/05/28

村上春樹が「ノルウェイの森」、「ダンス・ダンス・ダンス」を
書いていた1980年代後半。
彼はヨーロッパを転々としていたのですが、そのときの旅行記。
イタリアを中心に、ギリシャやオーストリア、ロンドンなどに滞在。

今から約20年前。
村上春樹自体も40を迎えるあたりでの旅行記。

むちゃくちゃな滞在ではなく、彼なりの普通であることを意識した
生活色のある滞在記は興味深い。
ヨーロッパ人に対する考察、バブル期の日本の考察。
今、行くとどう違いがあり、彼がどう感じ、自分がどう思うのかに
想いを巡らすとさらに面白い。

ヨーロッパで生活することは、結構骨が折れるが、
(ある意味日本はよく出来ているわけです)
生活の彩りを楽しむ味わいがあるように思います。

さて、村上春樹氏の新作小説が出ましたね。この週末に読む予定。
楽しみです。

1Q84(1) 1Q84(2)









2009年56冊目

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