歩くことで自分と対話する 〜幸福論〜 [2009年読書記録]
読書完了日:2009/05/30
格闘家:須藤元気が四国でお遍路を旅したエッセイ。
格闘家とは思えない真理を探究する姿勢と、
時折混じる同年代だからこそ分かるくだらないネタ(ホイミの話とか)が
楽しい1冊です。
そもそもお遍路参り自体、四国の88カ所のお寺をまわること以外は
何も知らなかった。
ものすごくストイックな感じがしていたのだが、
修行というレベルまでのことを考えなくても行ける感じなんですね。
全部徒歩で行かなければいけないのかと思ってました・・・。
須藤元気も書いているが、歩くことで自分との対話を促す。
歩いたり、自転車に乗っていたりすると、本当に心から様々なものが
わき上がってきます。
お遍路参りはそんな機会を提供してくれるのかもしれない。
「ありがとう」と言い続けること。
そんなヒントをもらった気がします。
2009年58冊目
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