たこつぼ日本 〜日本の洗濯 考えるエッセンス〜 [2009年読書記録]
読書完了日:2009/06/04
以前紹介した著者も入っている対談をまとめた本。
日本という国、日本人の立ち位置をもう一度考えさせてくれる内容です。
日本で感じる違和感、倦怠感。
その原因をちょっとトゲのある学者の方々がバッサリ切っています。
読んでいて気持ちいいけど、そんな日本的な問題点を持っている
自分に気づかされてドキッとしたりもする。
内容は読んでもらうとして、気になったポイントとしては、
・タコツボに入っている
・前例/規則にとらわれる
・当事者意識のなさ
・歴史観のなさ
・哲学のなさ
最後2点、歴史と哲学は確かに大学時代に
勉強しておけと言われた記憶がある。
歴史と哲学から学べることはもっとあるはず。
ただ自分も大学入試向けの知識どまり。
自分の中で感じている閉塞感が浮き彫りになってくる。
2009年63冊目
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あの渥美東洋は、「インテリは世界地図と歴史年表と六法全書を手元に置いておくものだ」と「法の原理」で言っていた記憶があります。
by tyo (2009-06-05 11:50)
そう、俺も渥美東洋を思い出したよ。
歴史年表一応買ったような記憶がある。
どこに行ってしまったか・・・。
by Takashi (2009-06-05 13:14)
再度、本を紹介いただきありがとうございます。しかし、日本は元気ないです。特に社会の上のほうにいる人たちの日常の言動を見ていると、社会全体が、すっかり内向きなのも無理ないですね。Fareed Zakariaの「The Post-American World」(邦訳が出ています)なかなかいいですよ。
by 黒川です (2009-06-06 18:19)
>黒川さん
コメントありがとうございます。
著者の方らかのコメントはうれしい限りです。
邦訳「アメリカ後の世界」ですね。
読んでみたいと思います。
by Takashi (2009-06-07 23:48)