うまい話には裏がある 〜ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話〜 [2009年読書記録]
読書完了日:2009/12/23
『日本タイトルだけ大賞2009』で大賞を受賞したこの作品。
きれいなストーリーに書き換えられているが、本来残酷なグリム童話。
現代にある様々なマネー、資本主義に関する現実を
グリム童話の話になぞらえながら、ブラックユーモアであぶり出しています。
世の中、うまい話がころがっているわけない。
必ずがあるのなら、それは独占し、自分でやるはず。
公開しているのには理由がある。
鵜呑みせずに、自分で考える。
そんな当たり前のことがなぜかマネーに関してはできなくなるパターンが多い。
だからこそ、こういう形での教訓本にもつながるのだろう。
某最近TVでも話題の某女史のことを念頭に書いている部分は
なかなか面白かった。自分も結構信奉している方ですが、
この本に書かれているような一面があると思います。
(悪いことでもないと思うし)
利用できる分は利用するというスタイルでいいと思う。
2009年135冊目
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拙書を紹介して頂きありがとうございます
本書で少しでも世の中に知るべき情報が伝えられたら幸いです。 ネット限定の前書きもよかったらお読みください http://d.hatena.ne.jp/hettachan/20091128
by マネー・ヘッタ・チャン (2009-12-28 14:38)
>マネー・ヘッタ・チャンさん
著者の方からのコメントは嬉しい限りです。
前書きすばらしい。
by Takashi (2009-12-28 19:18)