カヌー、そして「雲」という映画 〜全ての装備を知恵に置き換えること〜 [2010年読書記録]
読書完了日:2010/01/19
探検家・写真家の石川直樹氏が世界を旅した中でのエッセイ集。
タイトルが秀逸。パタゴニアの創始者であるイヴォン・シュイナードから聞いた言葉らしい。
「全ての装備を知恵に置き換えること」
いろいろなものに頼り切ってしまった人間。本来たくさんの知恵を持ち、自然と共存してきたわけ。もちろん進化は悪いことではないと思う。ただ考えることをやめ、ある意味退化とも言えるモノが増えている。
この本の中で惹かれたものが2つある。
ひとつが、カヌー。
もう一つが「雲」という映画。
まずカヌー。
結婚前に北海道函館の大沼で奥さんとカヌーに載ったことがあります。最初はかなり怖かった記憶があるのだけど、途中広い湖の上にぽつんと浮かんで非常に楽しかった記憶がある。湖の真ん中から見た山がきれいだったなあと。今年どこかで再チャレンジしてみようかなと。
そして、映画「雲」。ほとんど雲の映像らしい。
「雲」の写真を撮るのが好き。青い空の中で映える白い雲。
変化していく形。惹かれてしまう。
一度観てみようと思います。
【著者のサイト】
NAOKI ISHIKAWA WEB SITE
2010年9冊目
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2010-01-20 01:00
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『熊を殺すと雨が降る』はお勧めです。
人間は、大切な叡智を失っていることが良くわかります。
http://acertainlight.blog.so-net.ne.jp/2009-01-30
by tyo (2010-01-20 22:33)