本の出版にむけての技術満載 〜知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術〜 [2010年読書記録]
知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法
- 作者: 午堂 登紀雄
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/01/29
- メディア: 単行本
読書完了日:2010/02/11
【きっかけ】
この著者の午堂氏の著作は非常に興味惹かれるタイトル、内容になっており、つい手にとってしまう。そんな著者がどうインプットし、考え、アウトプット(書く)するのかをまとめた1冊。どういう手法を取っているのか興味があり、購入しました。自由大学でうけた「自分の本をつくる方法」にも相通じるものがあります。
【ポイントメモ】
・知的生産力=現代の錬金術
・文章を書く力=情報を編集する力
・情報は受け手によって意味が変わる
・人を動かす文章を書けるか
・発想の方程式
物事を抽象化する能力を鍛える(教訓を引き出せるか?)
構成要素に分解して、それは「何力」か?
それは一体人間の何に作用しているのか?
抽象と具体の行き来をする
説得力はエピソード力
問題提起+処方箋をセットで提示する
・考えることは、アウトプットすること。
・文章を書くのは主観と客観を往復する作業
・紙に出す、家族に読んでもらうなど、読者の視点を持つ
・本業あっての執筆。過去の経験だけで書くことになってしまうのはNG。
【気づき】
抽象論はほとんどなく、具体的にどうするかをこれでもかというぐらい書いてきています。本書の中で「読者の行動を駆り立てる」ことを意識して、本を書いているとあるが、まさしくその通り。実際にやって見ようと思うことが多い。
インプットも大事だが、やはりアウトプットするがゆえに、インプットの質が高まる。自分もこれだけ本を読んでいるが、アウトプットが不十分になってきている。それゆえ、インプットの質向上もされていない。今はブログでのアウトプットがメインだが、他の方策も考えていこう。
やっぱり「本」を出版することをひとつの目標にしていこう。
2010年17冊目
【関連エントリー】
自由大学「自分の本をつくる方法」1回目 ~自分が目指す本のジャンル、タイプを知る~
自由大学「自分の本をつくる方法」2回目 ~共感される著者キャラクターのつくりかた~
自由大学「自分の本をつくる方法」3回目 ~企画書の作り方、出版者/編集者選び、インプット方法~
自由大学「自分の本をつくる方法」4回目 ~相手の心を動かす文章術~
自由大学「自分の本をつくる方法」5回目 ~作家は「生き方」だ~
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タグ:book 自分の本をつくる方法
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