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20世紀的価値観からの脱却 〜オーガニック革命〜 [2010年読書記録]


オーガニック革命 (集英社新書 526B)

オーガニック革命 (集英社新書 526B)

  • 作者: 高城 剛
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/01/15
  • メディア: 新書


読書完了日:2010/02/20

【問題意識】
高城剛氏のような人がなぜこの本を書いたのか?その根底にあるものを知りたい。

【ポイントメモ】
・「エコ」や「グリーン」は地球環境を中心とした考え方
 「オーガニック」は人間という一個人を中心とした考え方
  →根底にある考え方や行動は一緒になる
・食べるものが自分を形作っている。
 それなのに食べるものを気にしないのはおかしい。
・ホメオパシー。代替、自然医療。レメディ。
 イギリスでは健康保険が適用される。
・日本人は行為にこだわりすぎていないか?思想にもっとこだわるべき。
・「〇〇バーガー」が話題になるのは日本だけ・・・・
・ロンドンにあるような東京のファーマーズマーケットの場所や開催日を
 紹介してくれるポータルサイトがない。
・高城剛みたいな人がミニトマトの栽培をしている。半農半X。
 ITをうまく利用、Webカメラでの監視。自動水やり機。
・効率モデルの「次」を早く見つける必要がある。
 20世紀的、アメリカ的価値観からの脱却

【気づき】
ポイントメモにも書いたが、高城剛氏のようなエッジにいることを求めていた人が、「オーガニック」なことを本格的にはじめている。「モテる」という要素になるよと紹介しているところも彼らしいがけど・・・。ただこういう潮流にあることは確か。それに日本、そして自分がのれるか?突然日本を出て生活をするわけではないので、彼のようにドラスティックに変えるのは難しいかもしれない。まずはオーガニック的な食事を増やすことがスタートですね。

根底にあるのはやはり今までの価値観が崩れてきていることだと思う。彼はそれを「20世紀的価値観」、「アメリカ的価値観」からの脱却と表現している。効率追求は終わりだと。自分も最近いわゆる効率重視のビジネス書とかは本当に受けつなくなってきている。

狭い組織、文化の中にいると、つい今までの価値観に束縛されてしまう。

違う価値観に触れ、自分の中での「ものさし」を持つ機会をこれからは増やして行く。

そこから何かが生まれるような気がします。


2010年18冊目

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