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各地域での新たな価値化の創出 ~スローな未来へ‐「小さな町づくり」が暮らしを変える‐~ [2010年読書記録]


スローな未来へ~「小さな町づくり」が暮らしを変える~

スローな未来へ~「小さな町づくり」が暮らしを変える~

  • 作者: 島村 菜津
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/12/17
  • メディア: 単行本


読書完了日:2010/03/25

日本の各地域での「気持ちのよい」サイズでの変革を紹介した1冊。

【きっかけ】
現在受講している自由大学「地域とつながる仕事」のメンバーから紹介されました。

【ポイントメモ】
「日本で最も美しい村」連合
・ないものねだりはよそう。これからはあるもの探しだ。
・画一されたどこでも同じ光景の「味気なさ」
・風景は暮らしのただずまい
・地域の活性化=住民に活力と気力が漲っていること
 (収入や観光客が増えるということは本質ではない)
・景観はホスピタリティー
岩手県葛巻町: クリーンエネルギーのショールーム、森と風のがっこう
山形県鶴岡市: アル・ケッチアーノ、在来野菜の研究
愛媛県内子町: 電柱をセットバック方式で隠す
島根県海士町: 移住者支援、小さな島で日本一の教育

【気づき】
たぶんこういう本を紹介しようとすると「地域活性化」がキーワードになってしまう。しかし、この本で語られている内容は表向き上「地域活性化」で活動している内容であっても、根底にある部分は「活性化」というより、新たな価値感の創出にあるように思う。一気に「変革」とまではいかないまでも、先日の「地域とつながる仕事」で神山の大南さんがお話されていた「make a difference」の積み重ねがそこにある。

そして、各地域で取り組まれていることは皆「ミクロ」な視点。その地域にいる具体的な人々のことを考えて、アクションし、それがマクロ的な波及効果ももたらしているように思える。

是非ともこの本で紹介されている各地を旅してみたい。
そこにいる人々の声に耳を傾けてみたい。

そして、そんな内容を今考えている「地域とつながる」メディア(ブログ)で紹介していけたらなと思っています。

2010年25冊目

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