SSブログ

Given Situationを変える力 〜どの会社でも結果を出す CEO仕事術〜 [2010年読書記録]


どの会社でも結果を出す CEO仕事術 いつも「経営者の目線」を持て

どの会社でも結果を出す CEO仕事術 いつも「経営者の目線」を持て

  • 作者: 吉越 浩一郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: 単行本


読書完了日:2010/04/25

【きっかけ】
著者の吉越氏。何冊かすでに著作も読んでいます。日本の大企業の一般的な経営者とは異なる人生を楽しむという視点を持っていられる経営者。経営者の目線で仕事をせよという彼の仕事術はいったいどんなものなのか?

【ポイントメモ】
・仕事はゲーム
 社長が一番面白い。裁量権が一番広い。
・ゲームは勝つから面白い。
・人間は弱い生き物。「性弱説」
・常に「経営者の目線」を持つ
・日本の大企業は自立心を奪う。
 調整型の人間ばかり。
・現場を知らなければ正しい指示は出せない
・「Deliver the result!」(結果を出す)
  →結果を出せば必ず状況は好転する
・常にこの会社を良くするにはを考える
・「Given Situation」(与えられた状況)を変える力が求められている
・状況判断と指示。それがリーダーの任務。
・判断力と実行力
  判断を避けるのが最悪の上司
  管理職になっても守りに入るな(部下の時に思っていたことを実行する)
・社長は損益計算書の責任者
・社内向けの資料をパワーポイントで作る会社は要注意
 書類の出来栄えと仕事の能力は必ずしも一致しない

【気づき】
著者の根本にある「デッドライン」、「早朝会議」、そしてその根本にある「見える化」については、この本の中でもなんども紹介されていますね。特に「デッドライン」の意識は自分の中にもしっかり浸透させていきたいなと。

今回の著作で一番心に響いたのが、
「Given Situation」(与えられた状況)を変える力


所与の中でどう結果を出すかが、学校でも会社でも今まではすごく問われていた。そこで結果を出せば、自然と評価もついてくるという形ではあったが、今はそもそもその所与の状況を疑い、変えていくことが必要になっている。今までとは違う「判断」をし、それを「実行」していく力と気持ちが重要。

ただ著者の話はある程度、大規模組織での結果の出し方、変化を生み出す力に重点を置いている関係で、どうも腑に落ちない部分が多かった。もっと小さなフレキシブルな組織での働き方、動き方が気になる。

<参考リンク>
スピード感のある会議&デッドライン
「残業ゼロ」の人生力
「残業ゼロ」の仕事力
【再読】「残業ゼロ」の人生力

2010年35冊目

スポンサードリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。