リアルな視点 〜ムーン・パレス〜 [2010年読書記録]
読書完了日:2010/05/16
久々に海外小説を読破。翻訳の問題なのか、海外小説はなかなか入りこめないことが多いのだが、この小説は結構入りこむ形で読みふけってしまいました。
一人の青年が複雑な生い立ちの上、ニューヨークで天涯孤独の身になりながら、友に助けられ、謎の老人の世話をし、自分のルーツにいつのまにかたどり着いていく。青春小説と評されてますが、若者以外でも楽しめます。家族とか、生きるとか、普遍的なテーマを扱っているが、上から目線ではなく、あくまでリアルな視点で眺められるのがいいですね。
そもそもこの本を選んだきっかけは、自分のEvernoteメモを整理していて、読みたい本リストに入っていたこと。東京仕事百貨さんのブログで発見していたようです。もっと早く読んでおけばよかったなあ。
2010年40冊目
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