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会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方 〜株の原価〜 [2007年読書記録]

会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方―確実に儲けを生み出し続けることが、お金持ちへの第一歩
中桐 啓貴
クロスメディア・パブリッシング (2007/05)
売り上げランキング: 86
おすすめ度の平均: 5.0
5 投資を基礎から分かりやすく説明
5 会社勤めすべての人におすすめ
5 投資本の中で一番最初に読むべき本



読書完了日:2007/06/06

会社勤めの人間がいかにして、資産形成をしていくかを説いた本。

世の中投資というと、いかに安く仕入れ、それを高値で売り抜くかに
焦点が行きがち。もちろんそれも一つのスタイルではあるが、
そこにあるのは投資先自体への興味はなく、たんなる「金額」だけの世界。
そうではなく、投資したもの自体が収益を産むことを考えれば、
当然その企業の実態にも目が向く。
それが企業を見抜く力になり、最終的には「金額」にも返ってくる。

そして、株価の「原価」とは何かを見抜き、
原価と定価に乖離があるものはたとえ魅力的でも買わない。
株価(=定価)というのは会社の金庫の中にあるお金(=原価)と将来稼ぐお金を足したもの。
この点を考慮すれば、異常に株価の高い企業のいびつな形が見えてくる。

そんな投資の本質をかいま見せてくれる1冊です。

具体的には、投資信託を積み立てで進めていくことを謳っています(詳細は読んでくださいね)。
そして、給与天引きで、仕事を忙し面白くする。
これにより、無駄なお金を使わず、資産状況に一喜一憂されることなく、
楽しく生活することにつながっていく訳なのです。

大変参考になった良書です。

2007年59冊目

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