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ウェブ時代をゆく 〜けものみち、ロールモデル〜 [2007年読書記録]

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫
筑摩書房 (2007/11/06)
売り上げランキング: 29
おすすめ度の平均: 4.5
5 ウェブ時代とは
5 梅田氏は小泉元首相を凌ぐ「フレーズ」メーカー
5 「好きを貫く」を考える



読書完了日:2007/12/16

ベストセラー「ウェブ進化論」の完結編。
(参考:Simple life:「こちら側」と「あちら側」
前著で示された世界において、個人がどのように生きていくかをまとめた1冊。

「高速道路」と「けものみち」。いずれの選択をとるのか?
自分のロールモデルを何処においているのか?
優しい文体ではあるが、心に突き刺さる問いかけが多い。

著者自身もウェブ進化にひもづく世界で生きることが絶対必要という論理ではなく、
自分にあった方を選ぶことを進めている。

翻って、それを自分に置き換えてみると、
今所属している会社での成功モデルしか見えておらず、
知らず知らずにそれを盲目的に理想として邁進してしまっている。
異なるロールモデルを持ち、幅を持つことも必要。

20代での吸収期間は終わり、これからは自分の進むべき「道」を決めるのが、30〜45歳まで。
それが「高速道路」か「けものみち」かは現段階では分からないが、
納得のいく選択をしていていきたい。

著者の言うように、「一身にして二生を経る」時代な現在を
是非堪能したいと思う。

2007年96冊目

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