勝間氏推奨のディープスマート力を学ぶ [2008年読書記録]
「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質 (Harvard business school press)
- 作者: ドロシー・レナード
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2005/06/23
- メディア: 単行本
読書完了日:2008/02/17
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法で紹介されている本を着実に読みこなそうとしています。
ということで、勝間氏が本質を見抜くために必要な技術として訴えている「ディープスマート」に関する1冊。
いわゆる知識ではなく、暗黙知や経験からくる「勘」。
これを生かす事で膨大な情報、知識がブレークスルーにつながってくる。
この経験知は個人でも組織であってもなかなか伝達がうまくいかないですよね。
(自分も入社3年目ぐらいまでは社内で結構この辺を訴えていたことを
思い出します。今逆に伝えられていないですなあ。)
そもそも脳の中にレセプター(受容体)がないと
いくら経験しても経験知にならない。
仕掛けばかり作っても定着はしない訳で、
まずはそのレセプターを準備する動きをしないといけない。
組織であってもそれは同じ。受容体をまず組織として持つようにしないと。
そのレセプターを作り出すのに「シミュレーション」は非常に有効な手段になる。
しかし、ビジネスシミュレーションが日本では定着していないわけで、
ビジネススクールはともかく、組織としてもシミュレーションの定着は必要ですね。
2008年14冊目
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