仕事と作品のバランス 〜ラッキースターの探し方〜 [2009年読書記録]
読書完了日:2009/07/05
写真家、蜷川実花。
彼女の仕事の仕方、写真に対してどう向き合っているのかを語った1冊。
結構破天荒な内容かと思いきや、そんなこともなく、
参考になる部分も多い。
「作品」と「仕事」の違い。
作品は、「自分」が撮りたいもの。
仕事は、「周囲」との協業。
このバランスを非常にうまくとっているなあという印象。
仕事もしょうがなくというスタンスはなく、
何かを一緒に作り上げていくプロセスを楽しんでいる。
この「楽しむ」プロセスが大事ですよね。
他に気になった言葉としては、
・フリーランスで必要なこと:自己プロデュース能力
・大事なのは、到達点を思い描くことと、その道筋を自分の目の前から
思い描けるのかということ。
・経験を積んで慣れていくことに対しての不安。
全てをひっくり返して、未知のところに向かう。
・「撮らせてもらう」という感覚。
2009年75冊目