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ノマドワークスタイル、サードプレイス 〜仕事するのにオフィスはいらない〜 [2009年読書記録]


仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)

  • 作者: 佐々木俊尚
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/07/16
  • メディア: 新書


読書完了日:2009/07/18

ノマドワークスタイル。
「ノマド」の本来の意味は「遊牧民。
そんな遊牧民のように、

「オフィスのない会社」
「働く場所を自由に選択する会社員」


で場所にとらわれずに働く。
「会社員」というふうに書いたがフリーランス的な働き方となる。
(所属するかしないかは問題ではないと思う)

この考え方は、以前から言葉や携帯は違えど、
「テレワーク」、「SOHO」などの形で注目はされてきてはいた。
ただインフラ面での未発達もあり、浸透するまでには至っていない。

しかし最近のGoogleをはじめとする各種クラウドサービスの発達、
Skypeなどコラボレーション手段の充実で、実現が可能になってきている。
自分が実現しようと思えばできるだけのインフラは整っているのである。

自分もこの働き方には昔から興味があって、学生時代にも当時テレワークを
研究していた富士ゼロックスに入りたいなあと思って、当時始まったばかりの
同社のインターンシップに参加したこともある。
(残念ながら普通のSEのインターンシップだったけど)

このノマドワークスタイルの一つのキーワードとなると思っているのが、
「サードプレイス」という考え方。
オフィスでも自宅でもないカフェのような第3の憩いの場所。
このサードプレイスに必要な要素は、

1.心をニュートラルにする
2.出会いの場の提供
3.いつでもいけるローカル性
4.知的フォーラムや個人のオフィス
5.包容力があり、誰にでも開かれている

“サードプレイス”に学ぶこれからの社内オフィス機能、東京21cクラブ|日経BP社 ケンプラッツ



スタバの事業コンセプトの一つとして、このサードプレイスの
考え方があるとのこと。
たしかに、スタバには自宅やオフィスとは違う独特な空間が
出来上がっている。それゆえに、仕事や考え方にふける人も多い。

このサードプレイスのニーズはもっとあるのではないか?
カフェだけではなく、オフィスや自宅なども・・・。
例えば、こんな事例も。
No.002空いているならシェアしよう « 生き方を探す人の仕事探し「東京仕事百貨」
空いている席をシェアしてしまおうという考え。
これも一種のサードプレイスであり、たくさんの新しい芽が生まれる。

自分もこのワークスタイルは是非実現したい。
そして、このサードプレイスがらみで何かやってみたいなあ。

2009年82冊目

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