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3つのT 〜クリエイティブ・クラスの世紀〜 [2009年読書記録]


クリエイティブ・クラスの世紀

クリエイティブ・クラスの世紀

  • 作者: リチャード・フロリダ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/04/06
  • メディア: 単行本


読書完了日:2009/07/28

クリエイティブ・クラス。
定義が非常に難しいが、クリエイティブな仕事をしている人。
著者は広義の定義として、

科学者、エンジニア、芸術家、文化創造者、経営者、専門家、技能者


をクリエイティブクラスとしている。

そのクリエイティブ・クラスを惹きつける要素として、3つの「T」をあげている。
 ・技術(テクノロジー)
 ・才能(タレント)
 ・寛容性(トレランス)

ポイントは3つ目の寛容性。
様々なバックグラウンドにある才能高い人々を受け入れること。
(例えば、ゲイなど)

【関連エントリー】
住む場所に対する価値観 〜クリエイティブ都市論〜:Simple life:So-net blog

全般的にアメリカがこの求められている要素に対して、
充足できておらず、相対的にグローバル社会における魅力が
低くなってきているという点の強調が多く、
正直、ピンと来ないものがある。
(知識としては理解できる・・・)

クリエイティブ・クラス自体を知るには、この本の前作にあたる
クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭を先に読んだ方が良かったかも。
ちょっと読む順番を間違えました。

2009年87冊目
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