3つのT 〜クリエイティブ・クラスの世紀〜 [2009年読書記録]
読書完了日:2009/07/28
クリエイティブ・クラス。
定義が非常に難しいが、クリエイティブな仕事をしている人。
著者は広義の定義として、
科学者、エンジニア、芸術家、文化創造者、経営者、専門家、技能者
をクリエイティブクラスとしている。
そのクリエイティブ・クラスを惹きつける要素として、3つの「T」をあげている。
・技術(テクノロジー)
・才能(タレント)
・寛容性(トレランス)
ポイントは3つ目の寛容性。
様々なバックグラウンドにある才能高い人々を受け入れること。
(例えば、ゲイなど)
【関連エントリー】
住む場所に対する価値観 〜クリエイティブ都市論〜:Simple life:So-net blog
全般的にアメリカがこの求められている要素に対して、
充足できておらず、相対的にグローバル社会における魅力が
低くなってきているという点の強調が多く、
正直、ピンと来ないものがある。
(知識としては理解できる・・・)
クリエイティブ・クラス自体を知るには、この本の前作にあたる
クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭を先に読んだ方が良かったかも。
ちょっと読む順番を間違えました。
2009年87冊目