SSブログ

「マルチ」と「横」を意識した生き方 〜本田式サバイバル・キャリア術〜 [2009年読書記録]


本田式サバイバル・キャリア術

本田式サバイバル・キャリア術

  • 作者: 本田 直之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/03/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読書完了日:2009/10/14

久々に本田直之氏の著作を読了。
これからの時代のキャリア上のサバイバル術を説いた本。
考えとしては、会社に依存した「コーポレート・キャリア」から
個人主体の「パーソナル・キャリア」の充実を重視しています。

今自分が職場で感じている「コーポレート・キャリア」での限界。
そこから抜け出すヒントがちりばめられている。

考え方の基本は「マルチ」。
キャリアにしても、思考にしても、住むところにしても。
未来の仕事の「二足のわらじ」もこのマルチな考え方ですね。

そして「横」のつながり。
プロジェクトベースで動き、自分のスキルを提供する横のつながり。
(会社内での「縦」での命令ではない)
自分がポータブルできるものを持ち、水平方向に展開する。

そのために何を学び、何をアウトプットし、どう生活するか?という
視点で気になった項目をピックアップ。

・ライフプランは「右肩下がり」を前提に。生活レベルを無駄にあげない。
・まずは土台をリセットする。
・二地域居住。外国で生活する期間を持つ。
・1時間かかった仕事を5分で終わらせる方法を考え、実践する。
 (いっそやらなくていい方法を考えてもいいのかもしれない)
・理想の会社などないが、お金を払ってでも働きたい会社で働く。
・転職エージェントに5社以上登録する。
・社内研修よりパーソナルキャリアに寄与する研修を受ける。
・「本業」か「副業」かの発想をやめる。
・「起業」を目的にしない。コーポレート・キャリアもうまく利用する。
・ポジションを求めず、ポータブルスキルを磨く。
・「〜が悪い」「〜だからできない」「忙しい」を言わない。
・アウェーに行く。
・意思決定のスピードを早める。100%正しい決定などない。

会社に依存せず、個(パーソナル)を確立し、人々と協調できる
キャリア、人生をおくりたい。
(個人的にはサバイバルという言葉は自分だけがという感じがするので
 あまり使いたくはない。個を作り上げるという意味ではいいですが)

2009年111冊目

田舎暮らしで感じることとその後の「リアル」さ 〜楽園のしっぽ〜 [2009年読書記録]


楽園のしっぽ

楽園のしっぽ

  • 作者: 村山 由佳
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/07/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読書完了日:2009/10/12

作家の村山由佳氏。
一時期まで鴨川で自給自足的な生活をしながら作家活動をしていたんですね。
(今は離婚し、東京での活動となっているようですが)

半農半X的な生活を実践ですね(農業と小説)。
動物、ひいては命に対する想いの強さを感じるエッセイでもあります。

2009年110冊目

以下気になった3フレーズ。

続きを読む


明治神宮と九州 観光・物産フェア [life]

明治神宮

3連休の最終日。
明治神宮と代々木公園で開催されていた「来て見て食べて 感動!九州 観光・物産フェア」に行って参りました。

続きを読む


秋の3連休の中日 [Photo]

溝の口休日の空溝の口休日の空
久本薬医門公園秋の風景

秋の3連休の中日。
買物がてらiPhone片手に溝の口の街を切り取る。
秋の色合いが強くなりましたね。
タグ:Photo iPhone

海外旅行の新しい形 〜サバイバル時代の海外旅行術〜 [2009年読書記録]


サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)

サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)

  • 作者: 高城剛
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/08/18
  • メディア: 新書


読書完了日:2009/10/10

高城剛氏の本が連続です。
今までの海外旅行というスタイルから、旅、そして「ノマド」という
スタイルへの変更を促す刺激的な1冊。(ちょっとマニアックですが)
日本のマニュアル的な海外への旅ではなく、世界での常識、
そして自分が本当にもとめる旅に近づける。

・日本の海外旅行ガイド。
「世界の歩き方」すら、現状は広告に汚染されつつあり、
情報もバックパッカーと高級志向が混在している状態。
一方海外の旅行ガイドは、読書の1ジャンルとして認められおり、
基本記者の名前あり。

・LCCを利用して格安航空代金でまわる
これは最近よく読んでいる「世界一蹴の旅」でも紹介されていました。
今後利用していきたいと思います。
(年間数百万席の無料プレゼントなんかもやっているらしい)

・旅行ガイドは最終的に自分で作るのが一番
手書きで自分で地図を書き、必要な情報をマッピングしていく。
自分で落とし込んでいくことで、自分にとってベターなものが
できてきますしね。

CIAのサイトも情報源として便利らしい。
CIA - The World Factbook

iPhoneのSIMフリー版の利用、パッキング技術なども参考になります。

2009年109冊目

「未来の仕事」に通じる 〜ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ〜 [2009年読書記録]


ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)

ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)

  • 作者: 高城 剛
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 新書


読書完了日:2009/10/07

芸能絡みのネタで世間を騒がせてしまっている高城剛氏。
ただその著作で示しているスタイルや活動は、
典型的な日本人という枠組みを越えています。
(ゴシップネタでつぶすようなことがないといいですね)

ちょっと前の本なので、タイムリーな感じではないですが、
スタイルを重視し、日本は「ハイブリッド・スタイル」を
強く提示していくべきという点には同意です。

著者が示すハイブリッドなライフスタイルはこんな感じ。
①ひとつのことにこだわりすぎず、可能であるふたつのことを
 並行して進めるやわらかい発想を持つこと。
②組み合わせ可能なものを探したり、組み合わせるのがうまい職業の
 人を評価し、観察し、まねてみること。
③実際に、何と何を組み合わせると可能性や楽しみが広がるかを、
 自分なりに試してみること。
④マルチスペシャリストを目指し、ふたつ以上の分野でスペシャリストに
 なるためにどうしたらいいかを徹底的に挑戦すること。
⑤生活時間帯を見直し、住む場所を見直し、自分なりの
 バランスポイントを早急に探し出すこと。


「未来の仕事」でも話のあった「二足のわらじ」などにも通じますね。
自分が求めている方向に近い。

2009年108冊目

会社内個人としてのスペシャリティ・キャリア戦略 〜30過ぎたら利息で暮らせ! 〜 [2009年読書記録]


30過ぎたら利息で暮らせ! (講談社BIZ)

30過ぎたら利息で暮らせ! (講談社BIZ)

  • 作者: 原尻 淳一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: 単行本


読書完了日:2009/10/04

lifehack系の書籍で有名な著者がまとめたビジネス小説。
「会社内個人」として、スペシャリティを磨き、本業以外のプラスオン収入を稼ぐ。
そんなこれからのビジネスパーソンが目指すべき一つの姿を提示しています。
(若干理想論すぎる気はしますが、小説スタイルなので・・・)

「会社内個人」としていかに生きるか?
スペシャリスト・キャリア戦略をとり、
 1.専門を作る
 2.その専門知識を他業界で応用する
 3.これまで培ってきた専門知識を元本にして、本業以外でプラス収入を作っていく
の3ステップで進む。

結構基本的なことなのだけど、改めて考えると実践できていない
ポイントがちりばめられており、自分の言動を振り返る意味でも効果的。

・コミュニケーションがうまく行くかどうかは、いかに相手のことを想い、
 相手にとって必要なことを察知して、そこに自分の意見や考えを重ねることが
 できるかにかかっている。要は相手を想って、自分の言葉を重ねる。

・ルールを設けると、行動が変わる。行動が変わると、自分が変わる。
 自分が変わると、周囲が変わる。

・マーケティングは商品やサービスをマッチングさせて、売れる確率を高めていく作業。

・売上=客の頭数×客の来店頻度×客単価
 マーケティングはこの3つのボタンのいずれかを押すもの

・学んだことを一度自分の生活のなかで実践し本質や有効性を理解してから
 業務に取り入れていく。(リバースエンジニアリング学習)

改めて自分のキャリアを考え直さないといけない時期です。

2009年107冊目

自分の自然は、他人の不自然 〜イッセー尾形の人生コーチング〜 [2009年読書記録]


イッセー尾形の人生コーチング

イッセー尾形の人生コーチング

  • 作者: 朝山 実
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2006/12/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読書完了日:2009/10/03

ブログ更新も、読書も停滞気味です。
そんな中、久々に読んだ1冊。
ひとり芝居で有名なイッセー尾形氏。
その演出をされている方が実施しているワークショップ。
素人をたった4日間の稽古で舞台にに立たせてしまうというもの。

役作り、なんて当然できるわけでもない。
「他人」の外見、動きを真似るように導いていく。
自分の中で準備したものを出すのではなく、他人になりきる。

その過程の中で、自分でも気づいていない
自分がこだわってくるものが見えてくると。

他人の自然は自分にとっての不自然である。
逆も言える。自分が当たり前だと思っていること、
無意識でいることは、他人が見ると、とてもヘンに映るものなのです。


目次見るだけでも結構深いことが書いてありますね。
自分の備忘録として。

第1章 あなたの話がつまらない理由
第2章 他人になる方法
第3章 君の謝罪が「コント」にしか見えないわけ
第4章 はじめに形ありき―「気持ち」は後からついてくる
第5章 困る技術
幕間 ドイツでのワークショップ
第6章 人生横入りの方法―「見る」効用
第7章 欠点は克服せずに、大事にせよ
第8章 出る杭は人を助ける
第9章 世界は「脇役」でできている
第10章 トラブルで人は育つ―「イッセー尾形・ら」の組織マネジメント


人間、どうしても自分自分への注目を求めてしまう。
しかし、社会の「変な」常識を考慮し、それを隠した動き方をする。
それが逆にその自分の本心を映す鏡になっていて、
他人のそうした行動には気づく。しかし、自分のときには分からない。

いろんな心の鎧を脱いで生活できればいいんでしょうね。

2009年106冊目

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。