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自分の自然は、他人の不自然 〜イッセー尾形の人生コーチング〜 [2009年読書記録]


イッセー尾形の人生コーチング

イッセー尾形の人生コーチング

  • 作者: 朝山 実
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2006/12/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読書完了日:2009/10/03

ブログ更新も、読書も停滞気味です。
そんな中、久々に読んだ1冊。
ひとり芝居で有名なイッセー尾形氏。
その演出をされている方が実施しているワークショップ。
素人をたった4日間の稽古で舞台にに立たせてしまうというもの。

役作り、なんて当然できるわけでもない。
「他人」の外見、動きを真似るように導いていく。
自分の中で準備したものを出すのではなく、他人になりきる。

その過程の中で、自分でも気づいていない
自分がこだわってくるものが見えてくると。

他人の自然は自分にとっての不自然である。
逆も言える。自分が当たり前だと思っていること、
無意識でいることは、他人が見ると、とてもヘンに映るものなのです。


目次見るだけでも結構深いことが書いてありますね。
自分の備忘録として。

第1章 あなたの話がつまらない理由
第2章 他人になる方法
第3章 君の謝罪が「コント」にしか見えないわけ
第4章 はじめに形ありき―「気持ち」は後からついてくる
第5章 困る技術
幕間 ドイツでのワークショップ
第6章 人生横入りの方法―「見る」効用
第7章 欠点は克服せずに、大事にせよ
第8章 出る杭は人を助ける
第9章 世界は「脇役」でできている
第10章 トラブルで人は育つ―「イッセー尾形・ら」の組織マネジメント


人間、どうしても自分自分への注目を求めてしまう。
しかし、社会の「変な」常識を考慮し、それを隠した動き方をする。
それが逆にその自分の本心を映す鏡になっていて、
他人のそうした行動には気づく。しかし、自分のときには分からない。

いろんな心の鎧を脱いで生活できればいいんでしょうね。

2009年106冊目
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