じょうずに考えるためのヒント 〜はじめて考えるときのように〜 [2009年読書記録]
はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)
- 作者: 野矢 茂樹
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2004/08
- メディア: 文庫
読書完了日:2009/11/14
どこで紹介されていたのかは忘れてしまったが、
本当に久々に「哲学」系の本を読みました。
大学のときには読んだ記憶があるので、それ以来かも。
とは言っても、がっつり哲学書ではなく、
途中挿絵が入るなどやわらかい雰囲気。
「考える」っていったいに何をすることなのか?
「うーん」とうなることが考えることとは言えない。
哲学書の読書記録をまとめるのは難しい。
巻末にあるじょうずに考えるためのヒントがいいなあとおもったの
抜き出します。
・問題そのものを問う
何が問われているのか?そしてまた、なぜそれが問題になるのか。
・論理を有効に使う
論理を展開しているつもりでも、それにだまされる(場合がある)。
・言葉を鍛える
いろんな可能性を試せる。新しい言葉を手に入れたなら、
それで新しい可能性が開ける。
・頭の外へ
よく観察し、実際に作業すること。頭の中で考えられるように
なるのはその後。
・話し合う
考えるということは一人でやることではない。
2009年126冊目