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うまい話には裏がある 〜ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話〜 [2009年読書記録]


ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話

  • 作者: マネー・ヘッタ・チャン
  • 出版社/メーカー: 経済界
  • 発売日: 2009/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読書完了日:2009/12/23

『日本タイトルだけ大賞2009』で大賞を受賞したこの作品。

きれいなストーリーに書き換えられているが、本来残酷なグリム童話。
現代にある様々なマネー、資本主義に関する現実を
グリム童話の話になぞらえながら、ブラックユーモアであぶり出しています。

世の中、うまい話がころがっているわけない。
必ずがあるのなら、それは独占し、自分でやるはず。
公開しているのには理由がある。
鵜呑みせずに、自分で考える。
そんな当たり前のことがなぜかマネーに関してはできなくなるパターンが多い。

だからこそ、こういう形での教訓本にもつながるのだろう。

某最近TVでも話題の某女史のことを念頭に書いている部分は
なかなか面白かった。自分も結構信奉している方ですが、
この本に書かれているような一面があると思います。
(悪いことでもないと思うし)
利用できる分は利用するというスタイルでいいと思う。
 
2009年135冊目
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