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セルフブランディングの胎動 〜ネットがあれば履歴書はいらない〜 [2010年読書記録]


ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)

ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)

  • 作者: 佐々木 俊尚
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/01/09
  • メディア: 新書


読書完了日:2010/02/22

【問題意識】
ウェブ上でいかに自分という人間のプレゼンスを出すか?新しいワークスタイルにつながる考え方。既存の雇用環境、働き方に変革をもたらすためにはどうしたらよいか?という視点で読んでみました。

【ポイントメモ】
・人の名前、自分の名前で検索するエゴサーチ
・企業社会の終焉
  ぞろぞろと無意味な人が打ち合わせについてくる。
  ギルド社会の復活
・ウェブ上でセルフブランディングする。
 特にソーシャルメディアの利用がポイント。
・Twitterを入り口にブログ、そして様々なWebサービスに
・統一的なユーザー名、アイコンの利用

【気づき】
ネットを通じてセルフブランディングをいかにしていくか、この3年ぐらいですっかり定着していくんでしょうね。そんな胎動を感じます。自分もこのブログ、Twitter、Flickr、メディアマーカーなどを利用していますが、まだまだですね。特にメディアマーカーの使い方に関しては、工夫の余地がありそうです。硬軟おりまぜたコンテンツを入れること、様々なソーシャルメディアへの自動連携がポイントかと。

そんな一方で自社内でのパワーゲームに興じたり、そんな情報を巧みに入手しようとする人たちもいる。それが何をうみだしているのか?甚だ疑問。人を評価するといっても、結局蹴落とす仕組み。何も生み出していない。

そんな人にこういうウェブ上でのセルフブランディングの話が通じるのだろうか?世の中すごい過渡期にあるにも関わらず、旧態依然の仕組みでのんびりとやっている。自分で能動的に仕掛けるモデルがこれだけ浸透してきたときに、その組織はどうなっていくんだろうか?狭い範囲に対しての危機感ではなく、こういう潮流があることへの危機感、対応が見受けられない。自戒の念もこめて。

2010年19冊目
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