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村上春樹の作品のまとめ読みで想うこと [2011年読書記録]

なんとなく村上春樹の小説を読み返しています。

まずはついに映画化された「ノルウェイの森」。
初めて読んだのが大学の時。
村上春樹作品は好きだったが、当時はあまり好きではなかった。


ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/09/15
  • メディア: 文庫



ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/09/15
  • メディア: 文庫



そして、「海辺のカフカ」。
これ2002年の発表。ちょうど結婚した年。


海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/02/28
  • メディア: 文庫



海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/02/28
  • メディア: 文庫



両作品を読んでいて感じたのは、今の世界とは違う「新しい世界」の提示。
「新しい」というより「もうひとつ」の世界だね。

パラレルワールドかもしれない。

最新作の「1Q84」もそんな作品だったが、両作品の根底にも
パラレルワールドが見え隠れしている。

今、自分、そして社会が違う世界に入ろうとしているように思う。
そんな想いから浮かんでくるのかな?

しばらく過去の作品を読んでいこうと思います。

2011年3〜6冊目

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