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田舎暮らしで感じることとその後の「リアル」さ 〜楽園のしっぽ〜 [2009年読書記録]


楽園のしっぽ

楽園のしっぽ

  • 作者: 村山 由佳
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/07/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読書完了日:2009/10/12

作家の村山由佳氏。
一時期まで鴨川で自給自足的な生活をしながら作家活動をしていたんですね。
(今は離婚し、東京での活動となっているようですが)

半農半X的な生活を実践ですね(農業と小説)。
動物、ひいては命に対する想いの強さを感じるエッセイでもあります。

2009年110冊目

以下気になった3フレーズ。

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海外旅行の新しい形 〜サバイバル時代の海外旅行術〜 [2009年読書記録]


サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)

サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)

  • 作者: 高城剛
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/08/18
  • メディア: 新書


読書完了日:2009/10/10

高城剛氏の本が連続です。
今までの海外旅行というスタイルから、旅、そして「ノマド」という
スタイルへの変更を促す刺激的な1冊。(ちょっとマニアックですが)
日本のマニュアル的な海外への旅ではなく、世界での常識、
そして自分が本当にもとめる旅に近づける。

・日本の海外旅行ガイド。
「世界の歩き方」すら、現状は広告に汚染されつつあり、
情報もバックパッカーと高級志向が混在している状態。
一方海外の旅行ガイドは、読書の1ジャンルとして認められおり、
基本記者の名前あり。

・LCCを利用して格安航空代金でまわる
これは最近よく読んでいる「世界一蹴の旅」でも紹介されていました。
今後利用していきたいと思います。
(年間数百万席の無料プレゼントなんかもやっているらしい)

・旅行ガイドは最終的に自分で作るのが一番
手書きで自分で地図を書き、必要な情報をマッピングしていく。
自分で落とし込んでいくことで、自分にとってベターなものが
できてきますしね。

CIAのサイトも情報源として便利らしい。
CIA - The World Factbook

iPhoneのSIMフリー版の利用、パッキング技術なども参考になります。

2009年109冊目
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「未来の仕事」に通じる 〜ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ〜 [2009年読書記録]


ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)

ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)

  • 作者: 高城 剛
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 新書


読書完了日:2009/10/07

芸能絡みのネタで世間を騒がせてしまっている高城剛氏。
ただその著作で示しているスタイルや活動は、
典型的な日本人という枠組みを越えています。
(ゴシップネタでつぶすようなことがないといいですね)

ちょっと前の本なので、タイムリーな感じではないですが、
スタイルを重視し、日本は「ハイブリッド・スタイル」を
強く提示していくべきという点には同意です。

著者が示すハイブリッドなライフスタイルはこんな感じ。
①ひとつのことにこだわりすぎず、可能であるふたつのことを
 並行して進めるやわらかい発想を持つこと。
②組み合わせ可能なものを探したり、組み合わせるのがうまい職業の
 人を評価し、観察し、まねてみること。
③実際に、何と何を組み合わせると可能性や楽しみが広がるかを、
 自分なりに試してみること。
④マルチスペシャリストを目指し、ふたつ以上の分野でスペシャリストに
 なるためにどうしたらいいかを徹底的に挑戦すること。
⑤生活時間帯を見直し、住む場所を見直し、自分なりの
 バランスポイントを早急に探し出すこと。


「未来の仕事」でも話のあった「二足のわらじ」などにも通じますね。
自分が求めている方向に近い。

2009年108冊目
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会社内個人としてのスペシャリティ・キャリア戦略 〜30過ぎたら利息で暮らせ! 〜 [2009年読書記録]


30過ぎたら利息で暮らせ! (講談社BIZ)

30過ぎたら利息で暮らせ! (講談社BIZ)

  • 作者: 原尻 淳一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: 単行本


読書完了日:2009/10/04

lifehack系の書籍で有名な著者がまとめたビジネス小説。
「会社内個人」として、スペシャリティを磨き、本業以外のプラスオン収入を稼ぐ。
そんなこれからのビジネスパーソンが目指すべき一つの姿を提示しています。
(若干理想論すぎる気はしますが、小説スタイルなので・・・)

「会社内個人」としていかに生きるか?
スペシャリスト・キャリア戦略をとり、
 1.専門を作る
 2.その専門知識を他業界で応用する
 3.これまで培ってきた専門知識を元本にして、本業以外でプラス収入を作っていく
の3ステップで進む。

結構基本的なことなのだけど、改めて考えると実践できていない
ポイントがちりばめられており、自分の言動を振り返る意味でも効果的。

・コミュニケーションがうまく行くかどうかは、いかに相手のことを想い、
 相手にとって必要なことを察知して、そこに自分の意見や考えを重ねることが
 できるかにかかっている。要は相手を想って、自分の言葉を重ねる。

・ルールを設けると、行動が変わる。行動が変わると、自分が変わる。
 自分が変わると、周囲が変わる。

・マーケティングは商品やサービスをマッチングさせて、売れる確率を高めていく作業。

・売上=客の頭数×客の来店頻度×客単価
 マーケティングはこの3つのボタンのいずれかを押すもの

・学んだことを一度自分の生活のなかで実践し本質や有効性を理解してから
 業務に取り入れていく。(リバースエンジニアリング学習)

改めて自分のキャリアを考え直さないといけない時期です。

2009年107冊目
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自分の自然は、他人の不自然 〜イッセー尾形の人生コーチング〜 [2009年読書記録]


イッセー尾形の人生コーチング

イッセー尾形の人生コーチング

  • 作者: 朝山 実
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2006/12/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読書完了日:2009/10/03

ブログ更新も、読書も停滞気味です。
そんな中、久々に読んだ1冊。
ひとり芝居で有名なイッセー尾形氏。
その演出をされている方が実施しているワークショップ。
素人をたった4日間の稽古で舞台にに立たせてしまうというもの。

役作り、なんて当然できるわけでもない。
「他人」の外見、動きを真似るように導いていく。
自分の中で準備したものを出すのではなく、他人になりきる。

その過程の中で、自分でも気づいていない
自分がこだわってくるものが見えてくると。

他人の自然は自分にとっての不自然である。
逆も言える。自分が当たり前だと思っていること、
無意識でいることは、他人が見ると、とてもヘンに映るものなのです。


目次見るだけでも結構深いことが書いてありますね。
自分の備忘録として。

第1章 あなたの話がつまらない理由
第2章 他人になる方法
第3章 君の謝罪が「コント」にしか見えないわけ
第4章 はじめに形ありき―「気持ち」は後からついてくる
第5章 困る技術
幕間 ドイツでのワークショップ
第6章 人生横入りの方法―「見る」効用
第7章 欠点は克服せずに、大事にせよ
第8章 出る杭は人を助ける
第9章 世界は「脇役」でできている
第10章 トラブルで人は育つ―「イッセー尾形・ら」の組織マネジメント


人間、どうしても自分自分への注目を求めてしまう。
しかし、社会の「変な」常識を考慮し、それを隠した動き方をする。
それが逆にその自分の本心を映す鏡になっていて、
他人のそうした行動には気づく。しかし、自分のときには分からない。

いろんな心の鎧を脱いで生活できればいいんでしょうね。

2009年106冊目
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睡眠時間の適正ラインを把握して早起き生活を〜「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!〜 [2009年読書記録]


「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!

  • 作者: 池田 千恵
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2009/07/23
  • メディア: 単行本


読書完了日:2009/09/25

著者は23時就寝、4時起床の生活を実践し、
人生の充実を図っている(仕事もプライベートも)。
著者の挫折体験からの復活劇に一役買っているのがこの4時起き。

4時に起きることがいいと説いているわけでなく、
自分にとっての
 最低睡眠ライン
 適正睡眠ライン
 超過睡眠ライン
を設けて、自分なりの早朝時間を設定することを説いています。

朝はゆっくり時間が流れると感じることがある。
その朝時間を確保できれば、考える時間、クリエイティブな時間を
多く持つことができるようになるわけです。

著者の失敗談も盛り込まれており、自分もできるかなと思わせてくれます。
結構自分も早起き生活は挫折が続いている。
復活してみようと思う。

いろんな早起きグッズやlifehack的な商品が紹介されている。
これがまた面白い。

2009年105冊目

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タグ:早起き book
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本、読者への真摯な気持ちが生み出す成果 〜すごい本屋!〜 [2009年読書記録]


すごい本屋!

すごい本屋!

  • 作者: 井原 万見子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2008/12/19
  • メディア: 単行本


読書完了日:2009/09/23

和歌山の山中の小さな本屋。「イハラ・ハートショップ」。
本だけでなく日常用品も売る地域に欠かせないお店。
さらに下絵や原画展、著者のサイン会など様々な交流イベントを実現し、注目を集めている。

真摯に地域の事、子供達を中心にした読者のことを考えている。
不得手なことがあったとしても、その真摯な気持ちが周囲を
自然と動かしてしまっている。

本の持つ力と著者の真摯な気持ちがうみだす素晴らしい成果。
心がこもっていて、「自分がいる」仕事になっているなあと強く思います。
非常に気持ちのいい仕事をされています。

教育改革とか声高らかに騒がれているけど、
本来必要なのはこの本屋さんの活動にあるような
子供たちが自然に興味がわき、
行動が自然と生まれるための働きかけなのではと思います。

本が好きであれば、一度は訪れてみたいそんな本屋さん。
田舎ということで注目を集めていますが、
都心の住宅街でもこんな図書館があるといいですね。

2009年104冊目
タグ:book 本屋 教育
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自分が「いる」仕事 〜自分をいかして生きる〜 [2009年読書記録]


自分をいかして生きる

自分をいかして生きる

  • 作者: 西村佳哲
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2009/09/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読書完了日:2009/09/20

自分の読んできた本の中で、非常に影響力のあった本の一つである
自分の仕事をつくる」。
【関連エントリー】
自分の仕事をつくる:Simple life:So-net blog
その本の続編の位置付け。

考えることが多すぎる1冊。
まとまらない。
「いる」という話だけでまず自分の想いをまとめてみよう。

何か成果が出ている仕事があるとする。
そこにお金の授受が発生し、双方がメリットを享受できているとする。
ただその中に自分は「いる」のだろうか?

もちろん作業したり、管理したりしている個人はいるけど、
そこに「自分がいる」という感じはない。

役割をこなしているだけ。取り替えがきく。
組織として考えると悪いことではない。
その人がかけたとしても同じものを提供できる。

その役割の中で「自分がいる」状態にするにはどうすればいいのか?
もちろん自分を優先して、相手をないがしろにするのでもない。
相手の「心」に「自分のあり方、考え方」を響かせること。

今の自分にそれができているか?
そもそも自分の仕事に自分の心がこもらなくなってきてしまっている。
まずは改善はそこからかな。

深すぎる本です。
引き続きこの本関連エントリー続けます。

2009年103冊目
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なまけものの深さ 〜怠惰を手に入れる方法〜 [2009年読書記録]


怠惰を手に入れる方法

怠惰を手に入れる方法

  • 作者: ウェンディ・ワッサースタイン
  • 出版社/メーカー: 築地書館
  • 発売日: 2009/07/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読書完了日:2009/09/15

下記のエントリーで紹介されたいた1冊。

404 Blog Not Found:この罪、進んで犯すべき - 書評 - 怠惰を手に入れる方法

「怠惰」、「なまけもの」。
自己啓発関連にありがちな「目的志向」とは全くの逆。
しかし、そこに人間本来の「深さ」があるようにも思える。

読んでいて違和感は感じる。
イラッとくる部分があったり、
あまりにも自分が今まで求めてきた価値観と違う。

この本のいう「怠惰」に抵抗を感じる。
ただそこに実は自分が求めているものがあるのかも。

本書内に怠惰の掟は、以下の通り。

な:何はともあれ、まず座ろう
ま:まったり心を解き放とう
け:限界まで口を開けよう
も:もう骨折り仕事はやめよう
の:のんびり幸せ気分で行こう


この掟に従ったら自分の人生はどうなるのだろうか?
ちょっと試してみたい。

2009年102冊目
タグ:book 怠惰 人生

団塊世代は自意識過剰? 〜それでいいのか 蕎麦打ち男〜 [2009年読書記録]


それでいいのか 蕎麦打ち男

それでいいのか 蕎麦打ち男

  • 作者: 残間 里江子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: 単行本


読書完了日:2009/09/13

団塊世代の男性(最終的には女性)について喝破している1冊。
著者自身も団塊世代。

「塊」でとらえられることが多いこの世代。
日本で今この塊でとらえられるのは、
この世代と団塊ジュニアのみな気がする。
やはりボリュームがあることで、インパクトは大きい。

なんか妙に自意識過剰な世代だなあというのが
この本を読んだ感想。
注目された世代だということによる影響だろうか?
もちろん我々ではなく、同世代向けに書かれたことの
影響も強いのだろうけど。

読後感があまりよくない1冊でした。

2009年101冊目
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