図解する技術 [2004年読書記録]
読書完了日:2004/09/19
自分の不得意な分野として、図で表現するということがある。
ERP関連の仕事をしているので、当然お客さん、プロジェクト内のメンバー、
そして、上司などに向けてパワーポイントで図解した説明をすることが多い。
もちろん図も入っているのだが、必要以上に言葉での追記説明を増やしてしまい、
結局ポイントがぼやけた、細かい資料になってしまう。
ぱっと見て、判断のできる分かりやすい資料作りを心がけているのだが。
で、図解の勉強として読んでみました。
モノゴトをつながりで考えるのが「図解」ととらえ、図解により見えない関係を
見えるようにする図解の必要性を説いています。
図解する上で、
・鳥の目(俯瞰)を持ち、大胆に、そして細心に描く
・マルと矢印で十分
・タイトル(まず興味をひく)とコメント(内容の拡散をふせぐ)
・重要なことを中心におく(広がり感覚と縮まり感覚)
などを心がけて書いていく。
図解は技術であり、習得することは可能。
そのために、
・借り図(マネ)をする
・図解のデータベースを作る(いい図を集める)
・本を章ごとに図解
・新聞の社説を一日一図として図解する。
などの習得方法を示している。
その結果、創図(自分の型)を確立することができると。
とにかく実践あるのみのようです(最近書評記事で毎回これを書いてますね)。
まずは社説の一日一図から始めてみたいと思います。
ちなみに著者のサイトは、こちら。
久恒啓一図解Web
ここでは、インターネットでの図解講座もあるようですね。
2004年34冊目
本の最後にあった、ビジネス自分史。
自分を現況を棚卸する意味でも、なかなか効果的と思われる。
これも是非実践したい。
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2004-09-19 23:27
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