人間系とインターネット [2004年読書記録]
読書完了日:2004/09/23
今では巨大コンテンツと化している「ほぼ日」主催の
糸井重里氏が2001年に書いたインターネット「的」なことに
ついて書いたこの本。
ちょっと古い本ですが考え方としては、参考になる点が多い。
あくまでインターネット「的」なことを語っている本であり、
決して技術論ではない。
インターネット的ものを支える基本要素として
・「リンク」
・「シェア」
・「フラット」
を掲げている。
このキーワードを軸にして、今までの価値基準、行動基準とは異なる
流れが世の中に出てくることを予測している。
結局この新しい基準というのは「人間系」という言葉に
集約されるのではないか?
「未完成でもまずは出し切って、丸ごとの自分をさらけ出す」
「様々な役割を点滅しながら担う」
「筋肉系と内臓系の感覚」
自分がこの本の中で、ぐっと惹かれた言葉であるが、
どれも人間の精神面、気持ちといったはっきりとした形のないものである。
言葉で表現しきれない感覚を大事にする、
ビジネスのように全てを割り切るのではなく、暖かい対応する。
この辺が感覚が今後重要になってくるのではないでしょうか?
2004年35冊目
しかし、Blogって思いっきり「インターネット的」なもののように思います。
とりあえず出すなんて、完全にそうですよね。
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2004-09-24 12:35
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