個人のタレント化 [2004年読書記録]
読書完了日:2004/10/09
やっと今年40冊目の読破です。どうにか年間50冊はいけそうな感じ。
とりあえず週に1冊は本を読めている感じです。
たつをの ChangeLogさんの2004-09-10で見かけて、
気になっていた本を読んでみました。
人材系のコンサルタントをやっている筆者が、これからの時代の
ビジネスパーソン像を、「稼ぐ人」、「安い人」、「余る人」の3つに分類し、
勝ち組である「稼ぐ人」になる方法論を説いています。
人目を引きやすくするために、「稼ぐ人」という金銭面での成功を
訴えている感じがしますが、内容は金銭面でのアプローチは少なく、
個人の「タレント」としての価値の増大に注力を置くべきと訴えています。
(結果として、お金もついてくるというスタンス)
稼ぐ人の五つの特徴、稼ぐ人になるための七つの才を中心に解説されています。
内容的には、目新しいものはなかったように思うが、
こういった考えをビジネスパーソンではなく、子供の頃から教育で
養っていくこと。そのためには、今の「お父さん」達の協力が
不可欠という教育面でのアプローチはなるほどと思えました。
2004年40冊目
文庫本版もあるようですね。
稼ぐ人、安い人、余る人―仕事で幸せになる (幻冬舎文庫)
今まで前例を当然としてやってしまっていることが多い。
その前例の意味をもう一度考え直し、必要の有無を再考すべきという
当たり前の指摘にはっとさせられる部分もあったりする。
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2004-10-09 19:19
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