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さおだけ屋が続いている理由と会計学 [2005年読書記録]

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
山田 真哉
光文社 (2005/02/16)
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おすすめ度の平均: 4.53
5 快感
3 テレビ番組感覚?入門のための入門書
5 光文社新書にしとくのはもったいない。


読書完了日:2005/03/23

ネット上で結構話題のさおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学を読んでみました。
この著者は、女子大生会計士の事件簿シリーズでも有名ですね。

会計という視点を勉強するのに「さおだけ屋」から入るという
独特のスタイルは非常に興味を引きます。
内容的には難しいことは余り書いていないので、会計を知っている人には
物足りない内容かもしれませんが、「さおだけ屋」の話を読むだけでも価値ありと
いった感じです。

会計のことも面白く書かれていますが、
自分がこの本でいいなあと思ったことは、日常のふとした疑問をそのままにせず、
自分の分野である「会計」という視点で考える著者の姿勢です。

「さおだけ屋」の話にしても、確かに疑問を持ったことはあるような気がするけど、
調べてみようという気にはなれなかった。
そこで一歩踏み出して調べてみると新たなことが開けてくるわけだし。
自分もそういう疑問に対する視点、行動力を磨きたいものである。

2005年19冊目

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