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何のための決算書類か? [2006年読書記録]

あなたの会社にお金が残る 裏帳簿のススメ
岡本 吏郎
アスコム (2004/06/26)
売り上げランキング: 17,866
おすすめ度の平均: 3.73
5 こんな考え方が~~~!
3 後半は数字を詰め込み過ぎ
3 税務署への怒りに共感



読書完了日:2006/04/21

2年ほど前にベストセラーとなった本書。
日本の決算書について辛口の論調で語っています。

日本の決算表はウソのかたまりで、決算書のルールは
経営者のものでなく、銀行と税務署のためのものだと。
そして決算書上の「利益」は「税金を払うために計算した数字」と
ばっさり斬り捨てています。

もちろん脱税をしろと言っている訳ではない。
当然守るべきルール。
しかし、それを作ってもビジネスの発展にはつながらない。
そのために裏の帳簿を作ろうというのが本書の論旨。
(決して裏金作り指南書ではない)

ただ後半は、様々な数字を示しながらの解説になっているのだが、
自分はあまりついていけず。
コンセプトは面白かっただけに残念。

もう少し優しいトーンで書いてあるとさらによいかと・・・。

2006年27冊目

【楽天で購入】裏帳簿のススメ
【Amazonで購入】あなたの会社にお金が残る 裏帳簿のススメ気になったフレーズとしては、

・創造は単純作業の連続から生まれる
・年金保険料の負担は実質個人が全額出している
・法解釈ではなく、事実の認定で節税を否定されているのが日本
・仕入れたと同時に減価するという仕組み
・計画でやるべきこと=見たくない現実を見ること、そこから構想力を鍛えること

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