人間は脳で食べている 〜食糧危機で生きられるのか? [2007年読書記録]
人間は脳で食べている
posted with amazlet on 07.02.17
伏木 亨
筑摩書房
売り上げランキング: 22909
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先端科学でも解明出来ていないからこそ「おいしさ」は面白いおいしさへの驚き
一般向け読みもの
読書完了日:2007/02/05
現代は食にあふれいる。
そしてその食に関する情報は、食物以上にあふれている。
その情報をベースに現代の食を考えたのがこの本。
今の現代人は、あまりにも情報に依存しすぎていて、
現代人は五感の感覚を失いつつある事態を警告しています。
脳で判断し、おいしいかどうかも情報に基づき脳で判断していると。
食の確保が今後の日本の大きな課題かなと個人的には思っているのですが、
このよう情報で判断するようになってしまっていると
食糧危機がもし起きた場合、日本人は生き残っていけるのか?
そんな不安を感じながら読んだ1冊です。
2007年21冊目
【楽天で購入】人間は脳で食べている
【Amazonで購入】人間は脳で食べている他に気になった点としては、
・食品は安全とともに安心も必要
・食品のやみつき感や舞い上がるような感覚は、薬物の快感とそれほど違わない
・離乳時期には親と同じような味覚感覚を持っている。でないと、離乳しない
自文化のスリ込みという意味でも日本人の食事を食べさせることは必要。
・食のアイデンティティーをもつことは重要
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2007-02-17 23:00
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