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自炊と外食どちらがお得ではなく、使い分け 〜食費革命―さらば、「節約主義」〜 [2009年読書記録]


食費革命―さらば、「節約主義」

食費革命―さらば、「節約主義」

  • 作者: 松沢 直樹
  • 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 2009/08
  • メディア: 単行本


読書完了日:2009/12/03

特価品を目指してスーパーを駆け回る。
自炊、弁当で食事を全て済ます。
そんなスーパー家事をこなす人の特集なんかがたまにされてたりします。

しかし、それが本当に節約になっているのか?
時間の浪費、光熱費の無駄などが発生していないか?

場合によっては、外食の方が光熱費、材料費含めると
メリットがあることも。
使い分けが重要。調理済商品などもうまく利用する。
(本の中でも「とんかつ」を例にあげています。)

その上で著者が食費の「効率化」として掲げているのは、
 ・食材メモを持ち、自炊できるかを決定する
 ・食材調達ポイント:
   (1)高カロリー・高栄養
   (2)まとめ買い
   (3)交渉術
 ・保存術、リメイク術

ネットで肉などが卸値で買えるところがあるなんてことも
初めて知りました。冷凍保存前提で送料の考慮が必要ですが、
家族が増えた場合や、バーベキューなどイベント毎にも便利ですね。

たとえば、ミートセンター ニクル楽天市場店

こういう節約術などは目的をしっかりもってやらないと
その技術を磨くことが目的化してしまうケースが
多いので注意しないといけない。

2009年128冊目

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松沢直樹

はじめまして。フードジャーナリストの松沢直樹と申します。
拙著をご高覧いただき、ありがとうございます。

昨年 週刊女性さんの11・3号綴じ込み企画で特集していただいてから、多くの方にご覧いただけるようになってきました。
この本は、家庭で無理なく食費を下げる内容に編んでありますが、もともとは食べられるのに捨てられる食品があまりにも多いことから執筆を思い立った経緯があります。

あまり知られていませんが、地方自治体のごみの半分は生ゴミです。そのほとんどが家庭から出されていますが、直接廃棄(買ってきた食品を冷蔵庫で腐らせてしまったなど)の無駄になってしまった食べ物なんですね。

本書では、ページ数の関係と男性読者(実は男性のほうがよく読んでいます)の関係から、調理技術やレシピをほとんどカットせざるを得なくなりました。

とはいえ、食べたいものをガマンするといった無理な方法ではなく、上手に食費をカットできるノウハウはお伝えできたのではないかと思います。

多くの方に本書を手に取っていただけると、続編では、調理テクニックを使った節約術や、本書でも少し掲載したリメイク・使いきり料理レシピなどの本を上梓できるかと思います。

応援いただければ幸いです。
by 松沢直樹 (2010-01-04 02:48) 

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