ファシリテーションスキルを磨く [2004年読書記録]
実務入門 会議、ミーティングが驚くほどうまくいくファシリテーションの教科書 (実務入門)
- 作者: 名倉 広明
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2004/07/28
- メディア: 単行本
読書完了日:2004/10/26
会議を単なる報告や指示の場ではなく、全員に参画の
意識を持たせて、自律的な意思決定の場に変えていく
一つの手法(考え方)として、「ファシリテーション」というものが
注目を集めています。
本屋に行くと、「ファシリテーション」に関する本も
増えてきています。
そんな中、自分も会議をセッティングすることも多いので、
勉強も含めて読んでみました。
注目すべきだと思ったのは、「ファシリテーター」の存在。
意見にも立場にも中立で、会議の触媒として、
動機付け、協働、自律を促す役割の人のことを言う。
普通の司会、議事進行とは違う側面が濃い。
あとは、参加者の内面、感情に注目しているのも
見逃せない一面でしょう。
基本的なスキルをケースも交えながら
解説しており、入門書としてはいいのでは。
ただし、一度でもこの系統の本を読んでいる人には不要かも。
「教科書」と謳っているぐらいですからね。
2004年46冊目
その他注目点としては、
・アジェンダにその会議の目標まで記述
・ファシリテーションプロセス
論点提示→巻き込み→ぶつかり→意味づけ(俯瞰)→
軸出し(基準決め)→結び
・視点を広げる、絞る、シフトさせる
いろいろなスキルがあるものですな。
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2004-10-27 12:33
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