勝間本の中ではある意味劇薬 〜断る力〜 [2009年読書記録]
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 945 円
読書完了日:2009/03/06
勝間氏渾身の問題作という感じの1冊。
読み方によってはとんでもない批判を受けかねないですね。
これはいろんなブログでも書評されていますが、
使い方を間違えると劇薬ですね。
断る力。
つまり「Say No」ができるか?
今までの自分はこれができていなかった。
評価を気にしたり、相手に嫌われるのを怖れたりして、つい引き受けてしまう。
それが長時間の勤務、ひいては心身のバランスを崩すようなことにもつながっていた。
断り、あるいは他の人に任せるスタイルを確立することが、
今の自分にとっての大きな課題。
「子どもサッカー」(本書内参照)で、ひとり悦に入っていてもしょうがないですからね。
勝間氏得意の「ホップ/ステップ/ジャンプ」で断る力を身につける方法を
提唱しています。
(1)自分の揺るぎない軸を持つ
(2)相手への建設的な影響力を発揮する
(3)「断る力」で、自分と周囲の好循環を作る
読みようによってはものすごい嫌味にとれる1冊。
著者も意図的にやっているようだが、サスガである・・・。
2009年24冊目
【楽天で購入】断る力
【Amazonで購入】断る力 (文春新書)
気になる点としては、
・努力が成果に結びつくことを信じる人(○)×他人に評価をゆだねてしまう人(×)
→うつ病になりやすい
自分の評価軸がある人になっていく
・断って、嫌われることになる、そのマイナス点を冷静に考える
・断らないことのメリット=ものごとを深く考えないで済む
→確かに。やらなきゃの論理でイケイケ作業になること多い。
・嫉妬は必ずされるもの。嫉妬されるぐらいの人になる。
・リスク・ミニマイズな生き方⇒リターン・マキシマイズな生き方に
・自分を適切に自己評価する
→可能な限り客観的な指標を
・「空気」を読んだ上で、あえてその空気とは違うことを言い切る勇気を持つ
→学生の頃(特に部活の影響)から常に場の空気を持つ癖がある自分。
予定調和ばかり求めてしまう。大きな改善点ですな。
・「交渉力」はクセ
→一人旅中にこの本を読んだこともあり、旅行中に諸々実践。
結構勉強になることも多く、面白いかも。
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はじめまして
勝間さんの著書『断る力』『史上最強の人生戦略マニュアル』の書評を探していて、このブログにたどり着きました。ぜひ書評リンクをさせていただきたいのですが。
「人生最強の名言集」とういうサイトの中に「座右の書」として『断る力』を紹介しているページになります。
http://jsm.livedoor.biz/
by 武田幸一(人生最強の名言集) (2009-07-19 21:30)