あるもの探しからはじめる ~地元学をはじめよう~ [2010年読書記録]
読書完了日:2010/03/11
【きっかけ】
現在参加させてもらっている自由大学「地域とつながる仕事」。
そのキュレーターの川村君にメールで紹介されて読んだ1冊。地元の力をいかにして引き出していくのか?そんな内容に惹かれて読んでみました。
【ポイントメモ】
・水俣というマイナスなイメージの地域にもかかわらず、
隠れている様々なすばらしいもの。
・ないもの探しではなく、あるもの探し
・つなぐ、かさねる、はぐ
【気づき】
「あるもの探し」の考え方がいいですね。他の地域といちいち比較して、あれがないからダメだ、これがないから先はないなどと、あえて「他」に目を向けて、やる気を自らそいでしまう人は多い。しかし、自分の足元にしっかり目を向けると、そこにある「すばらしい」ものが見えてくる。自分たちだけで、見えなければ、第3者の視点を入れて、その「すばらしい」モノの原石を見つけてもらう。そして、その「原石」を自分たちと参加してくれた第3者で磨いていく。
自分が今度住む地域は、第3者になるわけで、そういう視点で新たな街を調べていくのも楽しそうである。
【関連エントリー】
自由大学「地域とつながる仕事」2回目 ~小布施で地域のキーマンたちに会う~
自由大学「地域とつながる仕事」1回目 ~人、居心地のよさ、すこやかな仕事~
久々に自由大学へ、地域とつながる仕事 (イントロダクション講義)に参加してきました。
2010年22冊目