ダウンじゃなくて、シフトに向かう 〜"減速して生きる―ダウンシフターズ〜 [2010年読書記録]
読書完了日:2010/11/??
【きっかけ】
だいぶ前に読み終えていたのですが、ブログにどう書くべきか?
これってまとめる本じゃないような気がしていて、放置気味だったのですが。
再度手に取って、自分なりの考え方をまとめてみようかと。
【ポイントメモ】
・拡大や成長がなくたって、充分に幸せに暮らしていける
・「頑張りすぎない」「働きすぎない」社会
・モノを買う→が、使う時間も場所もない→楽しめない→他のものが欲しくなる。
この繰り返し。
・「しかたない」を卒業する
・経済成熟・縮小に沿った考え方にシフトしていく
・お金が循環して、みんな程々に利益がある
・システムから降りる
さて、この本。どう扱うか。
著者の言いたいことはわかります。
でもなんか安易に紹介できない気がしていた。別に著者が悪いわけではない。
著者の考えのもとに、人生をダウンシフトさせるのも悪く無いと思う。
ただ「ダウン」という言葉がどうにもしっくりきていなかった。
この言葉がどう伝わるか?そこがクリアにならなかった。
自分としては「ダウン」じゃない。
たしかに今の経済システムからすると
ダウンなのかもしれないんだけど、自分は「シフト」したい。
「あり方」を「変える」。
システムからゆっくり降りていくかもしれない。
あるいは今のシステムにも片足を置きながら、行動を変えるかもしれない。
(可能性は低いけど、)ドラスティックに変えるかもしれない。
ただそこのベースにあるのは、自分の「あり方」。
その具体的な内容は書かないけど、そこを今シフト中なんです。
ただまだグチャッとしていて、人に話せる感じではない。
静かに進行させていきます。
考えをひとつ、進ませてくれた本ではあります。
私の感想よりまず読んでみることをオススメします。
【参考】著者のブログ:たまにはTSUKIでも眺めましょ
2010年66冊目