2011年もよろしくお願い致します [life]
あけましておめでとうございます。
毎年元旦には更新していましたが、今年はゆっくりとした始動です。
変に気合の入らない1年にしたいですね。
今年のテーマは「転」。
いろいろ蒔いてきた種。
その種をしっかり育てて、新たなことに転換していく1年にしたいと。
明治神宮で頂いたおみくじ。
今の自分にフィットする言葉です。
まずは登っていくこと。やり続けること。そこから開けていくわけです。
今年もよろしくお願い致します。
(あ、転という意味ではブログの移転検討中です)
毎年元旦には更新していましたが、今年はゆっくりとした始動です。
変に気合の入らない1年にしたいですね。
今年のテーマは「転」。
いろいろ蒔いてきた種。
その種をしっかり育てて、新たなことに転換していく1年にしたいと。
明治神宮で頂いたおみくじ。
大空に高くそびえ立っているけわしい峰々にも、登って行けば、自然と登り得る道はあるものです。只必要なのは、頂上を究めなければ止まない勇気と努力とです。
今の自分にフィットする言葉です。
まずは登っていくこと。やり続けること。そこから開けていくわけです。
今年もよろしくお願い致します。
(あ、転という意味ではブログの移転検討中です)
仕事漂流 ― 就職氷河期世代の「働き方」 [2010年読書記録]
読書完了日:2010/12/18
たしかこの記事で見つけた1冊。
同世代から下の世代の人たちが、会社をやめ、転職、そしてその後の心境に迫っています。
一応自分も就職氷河期の1999年に就職した一人。
当時ちょっと変な就職スクールみたいなところに顔を出してしまって、
「就職活動」ということに妙にテンションが高くなってしまっていたことを思い出します。
結局その団体のやばさに気づいて、抜けましたが・・・。
(今思うとひどかったな、あれは。あの時の仲間たちは大丈夫なんだろうか?)
そのせいもあったのか、当時のITバブルのせいなのか、
SEという職を求めての就職活動はそんなに苦労しなかったのが実態。
ただそこに仕事で得られるもの、与える物、働き方に対する信念はなかった。
正直、その時期が来たから就職しただけ。
就職当初はがむしゃらに働くのが楽しかったように思う。
そんな状況の中でふと、今の仕事、働き方のおかしさというか、
自分にとっての違和感に気づいてしまった。
この本に出てくる人たちは、その違和感から実際に行動に移した人たちの話。
各人が求めているものは違う。でも、何かを感じて動いたのである。
自分に置き換えると、
ひとつの会社に骨をうずめるなんて考え方は持つ気はない。
所属はどうあれ、自分が求めるところに、徐々にシフトさせていく。
静かにゆっくりとね。そんなことを思いながら、読んでいました。
2010年69冊目
みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの? [2010年読書記録]
読書完了日:2010/12/05
だいぶ前に読み終えていたのですが、記録出来ていなかった1冊。
奈良で毎年年始に行われている「「自分の仕事」を考える3日間」というイベントの第2回から生まれた1冊。
このイベント、いったん2011年の第3回で、最終回のようですね。
インタビューに出てくる方は、
三島邦弘(出版人/ミシマ社代表)
「こんなもんで」と思ったら、「こんなもん」でもいられないと思います。
馬場正尊(建築家/Open A 代表)
無駄に走ることを厭わない
土屋春代(フェアトレード団体 ネパリ・バザーロ代表)
ともに生きてゆく方法を探して
向谷地 生良(ソーシャルワーカー/浦河べてるの家理事)
生きるエネルギーを仕事からもらわない
隅岡樹里(CAFE MILLETオーナー)
じぶんの色や形をみつける
江 弘毅(編集者/編集集団140B総監督)
人格的な接触が大切だと思うんです。
松木 正(ファシリテーター/マザーアース・エデュケーション代表)
誰かとともにちゃんと「いる」ことで、自己肯定感もあがると思う
枝國栄一(料理人/くずし割烹 枝魯枝魯店主)
生きることは、死なないようにすることです。
あと、前書きで「地域とつながる仕事」でもお世話になっている友廣君
読んでいると、心が揺さぶられます。
内面で発生している感情は、インタビューイーへの感嘆だったり、
自分への怒りだったり、共感だったりと様々。
本当、読んでいると揺さぶられます。それは疑いようない事実。
この本に出てくる人と同じように生きる必要はない。
ただそこに「何か」ある。
自分を偽ることなく、働いて生きる。
そのヒントになったのが馬場さんのインタビューにある
「過剰適応」のくだり。あ、俺もこの要素強いなと。
馬場さんもそれを認めている。それも含めて自分なんだよね。
その上で、
期待されたり必要とされている状況には、可能なかぎりコミットしていいじゃないかな。
あ、まさしくこれだなと思った。自分の性分。
別にやり過ぎても、無駄になってもいいじゃないか。
オススメの1冊です。年末年始にゆっくりどうぞ!
【参考リンク】第1回のイベントの本の読書記録
ロジカルシンキングの前に 〜自分の仕事を考える3日間〜
2010年68冊目
MacPeople 2011/01月号 [2010年読書記録]
Mac People (マックピープル) 2011年 01月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/11/29
- メディア: 雑誌
読書完了日:2010/12/12
【きっかけ】
R+さんから献本いただきました。
やはりMacBook Airは魅力的ですね。
ノマドワークをするようになると、絶対に欲しくなりそう。
有料Webサービスの特集、改めてゆっくりこういうのを眺めるのもいいですね。
自分は有料で利用しているのは、現時点ではFlickrのみ。
掲載されているEvernote、SugarSync共に使っていますが、
今の使い方では無料版で十分かな。
2010年67冊目
ダウンじゃなくて、シフトに向かう 〜"減速して生きる―ダウンシフターズ〜 [2010年読書記録]
読書完了日:2010/11/??
【きっかけ】
だいぶ前に読み終えていたのですが、ブログにどう書くべきか?
これってまとめる本じゃないような気がしていて、放置気味だったのですが。
再度手に取って、自分なりの考え方をまとめてみようかと。
【ポイントメモ】
・拡大や成長がなくたって、充分に幸せに暮らしていける
・「頑張りすぎない」「働きすぎない」社会
・モノを買う→が、使う時間も場所もない→楽しめない→他のものが欲しくなる。
この繰り返し。
・「しかたない」を卒業する
・経済成熟・縮小に沿った考え方にシフトしていく
・お金が循環して、みんな程々に利益がある
・システムから降りる
さて、この本。どう扱うか。
著者の言いたいことはわかります。
でもなんか安易に紹介できない気がしていた。別に著者が悪いわけではない。
著者の考えのもとに、人生をダウンシフトさせるのも悪く無いと思う。
ただ「ダウン」という言葉がどうにもしっくりきていなかった。
この言葉がどう伝わるか?そこがクリアにならなかった。
自分としては「ダウン」じゃない。
たしかに今の経済システムからすると
ダウンなのかもしれないんだけど、自分は「シフト」したい。
「あり方」を「変える」。
システムからゆっくり降りていくかもしれない。
あるいは今のシステムにも片足を置きながら、行動を変えるかもしれない。
(可能性は低いけど、)ドラスティックに変えるかもしれない。
ただそこのベースにあるのは、自分の「あり方」。
その具体的な内容は書かないけど、そこを今シフト中なんです。
ただまだグチャッとしていて、人に話せる感じではない。
静かに進行させていきます。
考えをひとつ、進ませてくれた本ではあります。
私の感想よりまず読んでみることをオススメします。
【参考】著者のブログ:たまにはTSUKIでも眺めましょ
2010年66冊目
「渋谷文化茶会 其ノ参 シブヤで働こう。」に行ってきた [日々、学ぶ]
渋谷文化プロジェクト主催のフォラーム「渋谷文化茶会 其ノ参 シブヤで働こう。」に行ってきました。
会場は渋谷のCAFE「RESPEKT」。
パネラーは
・ぴあの社長の矢内 廣さん
・カフェ・カンパニー社長の楠本 修二郎さん
・東京仕事百貨代表の中村健太さん
コーディネーターは「シブヤ経済新聞」編集長の西 樹さん。
今年から渋谷区に住み始め、そして「働く」ことがテーマ。
行かないわけには行きません。
職住接近(物理的にも、精神的にも)。
<矢内さん>
・渋谷はエンターテイメントの集積地。これが会社を移転する主たる理由。
・”ひとりひとりが生き生きと”が企業理念。
家庭家族が生き生きしていないと。
相手が生き生きしないと自分も生き生きしない。
・Pia Awardの表彰状
「We are proud of you.」
・学ぶ、遊ぶ、働くの3つの円の重なり。
・地方。ネットでつながるようになったとはいえやはりリアルなモノを
作れる人が必要。
<楠本さん>
・コミュニティは、仲間づくり。
・渋谷=シブタニ。低地は情報が集まる。
交流が生まれ、インキュベーションにつながる。
・アメリカのPacific North Westの新しい企業のスタイル
Easy Going。Do Gooders。(Google、Apple、Nike)
遊んでいるかのように仕事をする。ゆるさ。
→ポスト資本主義かも?
→渋谷も同じ強さがある?ゆるさ、遊びゴコロ。
→いい意味で、OnとOffの曖昧さ
・マニュアル、作ればつくるほど実態に合わない。
・仕事=学び=遊び
・不景気万歳。すべてを変えていくタイミング!
<中村さん>
・渋谷=受け入れてくる場。出るのも戻ってくるのも自由。
自由な価値観。なんでもあり。
・就職活動→濁流化している。企業もきっちり人と向き合えなくなっている。
・自分の目線で見ることのできる人が増えてきている。
・自分のボキャブラリーを増やして、自分の考え方をまとめていく。
最終的なまとめが、「場」「仕組み」ではなくて「人」だよね!という感じに
なってしまったのが正直ちょっと残念でした。
たしかにそうなんだけど、「シブヤ」、「働く」というキーワードを考えると、
もう少し深堀して欲しかったですね。
自分がキーワードだなと思ったのが、楠本さんが言われていた
「Easy Going」という考え方。
ゆるーく、仕事=学び=遊びで生活する。
仕事、プライベートを分けるのではなく、ごった煮で猥雑さも必要。
そんなベースがシブヤにはある。
そんなシブヤでプロジェクトを仕掛けていくと楽しみなことも起きそう。
「地域とつながる仕事」ではついつい東京以外の地域に目を向けがちだったけど、今住んでいる渋谷区でも面白いことやれそうだね。
(※中村さんの発言機会が少なくない?と思ったのは自分だけでしょうか)
会場は渋谷のCAFE「RESPEKT」。
パネラーは
・ぴあの社長の矢内 廣さん
・カフェ・カンパニー社長の楠本 修二郎さん
・東京仕事百貨代表の中村健太さん
コーディネーターは「シブヤ経済新聞」編集長の西 樹さん。
今年から渋谷区に住み始め、そして「働く」ことがテーマ。
行かないわけには行きません。
職住接近(物理的にも、精神的にも)。
<矢内さん>
・渋谷はエンターテイメントの集積地。これが会社を移転する主たる理由。
・”ひとりひとりが生き生きと”が企業理念。
家庭家族が生き生きしていないと。
相手が生き生きしないと自分も生き生きしない。
・Pia Awardの表彰状
「We are proud of you.」
・学ぶ、遊ぶ、働くの3つの円の重なり。
・地方。ネットでつながるようになったとはいえやはりリアルなモノを
作れる人が必要。
<楠本さん>
・コミュニティは、仲間づくり。
・渋谷=シブタニ。低地は情報が集まる。
交流が生まれ、インキュベーションにつながる。
・アメリカのPacific North Westの新しい企業のスタイル
Easy Going。Do Gooders。(Google、Apple、Nike)
遊んでいるかのように仕事をする。ゆるさ。
→ポスト資本主義かも?
→渋谷も同じ強さがある?ゆるさ、遊びゴコロ。
→いい意味で、OnとOffの曖昧さ
・マニュアル、作ればつくるほど実態に合わない。
・仕事=学び=遊び
・不景気万歳。すべてを変えていくタイミング!
<中村さん>
・渋谷=受け入れてくる場。出るのも戻ってくるのも自由。
自由な価値観。なんでもあり。
・就職活動→濁流化している。企業もきっちり人と向き合えなくなっている。
・自分の目線で見ることのできる人が増えてきている。
・自分のボキャブラリーを増やして、自分の考え方をまとめていく。
最終的なまとめが、「場」「仕組み」ではなくて「人」だよね!という感じに
なってしまったのが正直ちょっと残念でした。
たしかにそうなんだけど、「シブヤ」、「働く」というキーワードを考えると、
もう少し深堀して欲しかったですね。
自分がキーワードだなと思ったのが、楠本さんが言われていた
「Easy Going」という考え方。
ゆるーく、仕事=学び=遊びで生活する。
仕事、プライベートを分けるのではなく、ごった煮で猥雑さも必要。
そんなベースがシブヤにはある。
そんなシブヤでプロジェクトを仕掛けていくと楽しみなことも起きそう。
「地域とつながる仕事」ではついつい東京以外の地域に目を向けがちだったけど、今住んでいる渋谷区でも面白いことやれそうだね。
(※中村さんの発言機会が少なくない?と思ったのは自分だけでしょうか)
リーダーが身につけたい25のこと [2010年読書記録]
読書完了日:2010/11/13
【きっかけ】
上司から珍しいことに「読んでみる?」と渡された1冊。
自分向けではなく、別メンバー向けに買っていたようで、
次に回ってきたみたいですが(笑)
【ポイントメモ】
・破壊なしに創造はない。リーダーにはやめることも求められる。
・リーダーのエネルギーは場のエネルギーに影響を与える。
リーダーはエネルギーが低いときは「行かない」という選択肢もある。
・リーダーはメンバーのリーダーシップに火を灯す。
・全ては自分次第だというスタンスで自分に問いかける。
自分次第。退路を断つ。
・無意識に反応するのではなく、反応をコントロールする。
【気づき】
リーダーシップは、社会人になって常に問われている。
(学生の頃も結構そんな感じだったけど)
実際に現場でもリーダーとしての業務をしている。
ふと、気づくとリーダーとしての皆を導けているか?という想いがよぎる。
自分なりのリーダー像。
それはビジョンを示しながらも、各メンバーが自発的にクリエイティブさを
発揮し、想像以上のことを創り上げていく環境を用意できること。
決してガンガン引っ張るだけのリーダーではない。
そういう環境を作るために、リーダーに必要なこと。
それがこの本にある
「破壊なしに創造はない。リーダーにはやめることも求められる。」
ではないだろうか。
今までの延長線では同じことの繰り返し。
自発的に動ける状態を作るには、何か、例えば業務プロセス、手続き、書類とかを
「破壊」し、「無」にするか「新しい」ものを入れる。
今の会社のビジネスモデルにしても、自分の生き方にしても、「破壊」が必要。
自分という人生をリーディングするためにも、
破壊、やめることも考えてみよう。
2010年65冊目
学校教育は創造性を殺してしまう? [日々の考察]
ユーモアたっぷりなプレゼン。しかしそこに込められているメッセージは深い。
教育の意義って何でしょうか?
モチベーション2.0な感じで、信賞必罰な感じで、効率的に学業を行って、
企業のニーズにあう人を作る感じの教育。それが今までの教育で、
自分もそういう中で育ってきた。
しかし、誰もがそれをいいと思っていない。
親たちも自分たちが子供のときにその教育に対してどう思っただろうか?
誰もが子供の良いところ、(本人にあった)創造性の発揮を望んだはず。
なのに、いつの間に既存の教育プロセスに載ってしまう。
「学ぶ」「育む」教育をしたい。
教える/教えられるの関係での教育では創造性は発揮されない。
もちろん自分に子どもが現時点でいるわけではないので、
自分もどうなるかはわからない。
でも、創造性を殺すのではなく、創造性を見つけ、
自然とそこを伸ばしていく教育やりたいね。