ScanSnap欲しい 〜日経ビジネス Associe ( アソシエ ) 2010年 4/20号〜 [2010年読書記録]
日経ビジネス Associe ( アソシエ ) 2010年 4/20号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 日経BP出版センター
- 発売日: 2010/04/06
- メディア: 雑誌
読書完了日:2010/04/10
久々に「日経ビジネスアソシエ」を購入してしまいました。
文具特集が非常に魅力的だったので・・・。
クラウド(Evernoteとか)やiPhoneを組み合わせて、うまく文具を使うとい感じの特集です。
素直に読んでいて欲しくなったもの。
まずは、ScanSnap。これは引越し前に買って、紙資料整理したい。
FUJITSU ScanSnap S1500M FI-S1500M
- 出版社/メーカー: 富士通
- メディア: エレクトロニクス
A4横で、大きくかけて、切り離しもできる。
ScanSnapでも読み取りやすい。
ちなみに自分が愛用していて紹介されていたのは、
三菱鉛筆 多機能ペン ジェットストリーム JETSTREAM4&1 MSXE5-1000-07 ブラック
- 出版社/メーカー: 三菱鉛筆
- メディア:
どちらも手放せません。
2010年31冊目
年代別起業の仕方とLLP 〜会社のつくり方〜 [2010年読書記録]
読書完了日:2010/04/08
【きっかけ】
「LLP」の設立ってどうするの?そもそも普通の法人との違いは?という件があったのと、あの成毛さんがどんな感じで会社のつくり方をまとめているのかが興味あり、読んでみました。
【ポイントメモ】
・失敗した時の心構えをもっておく。
清算、再生などの会社のたたみ方も意識しておく。
・責任感の強すぎる人は社長に向かない。
(あ、これは自分かも・・・)
・30代で会社を作る
自分のフットワークを見極める
自分にないものを身につける
子会社として始める(親が事業をしている場合など)
親が引退時にはホールディングカンパニーへ
(この子会社案はなかなかいい)
・必要経費と最大可能売上を試算する
・ニュースリリースを計画してしまう
・会社設立のベストシーズンは4月中旬
・LLP
有限責任制
法人格はなし
パススルー課税
出資比率と異なる議決権割合や配当割合を
組合契約によって自由に設定可能
【気づき】
成毛さん独特のアクの強さはあまり感じられない1冊でしたが、年代別の起業スタイルをまとめた章は読み応えありますね。使えます。特に親の事業の子会社として始めるスタイルは、「地域とつながる仕事」でも応用出来るひとつのスタイルであるように思う。
LLPは非常に自由度がきく組織で、資本の論理だけにならない形態であり、今検討を進めている活動が将来的に営利面も含めて活動となると、非常に有効な組織形態であることを実感。もう少し勉強しようと思います。
2010年30冊目
雑誌の存在意義・・・ 〜Mac People 2010年 05月号〜 [2010年読書記録]
Mac People ( マックピープル ) 2010年 05月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/03/29
- メディア: 雑誌
読書完了日:2010/04/03
R+から献本頂きました。
最近はネットで情報を入手できてしまうこともあり、ほとんどMac系の雑誌を買うことはない。正直立ち読みもほぼしなくなってしまっています。久々にゆっくり読んでみましたが。
献本いただいた雑誌ですが、正直「これ」といった特集がない・・・。
「iPad」の発売直前特集がコンパクトにまとまっていていいのと、別紙の「オンラインウェア特集」ぐらいが使えそうな感じ。あとは、うーんというのが正直なところ。
ストレージやキーボードの話は現在の自分のニーズにあまり合致していないだけかも。必要な人が読めば、有意義な情報かもしれないけど。
Mac/PC系の雑誌の継続の難しさを感じてしまいました・・・。
2010年29冊目
生き金を使う 〜お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方〜 [2010年読書記録]
読書完了日:2010/03/31
1年ぐらい前の本ですが、図書館で借りて読んでみました。
【ポイントメモ】
・生き金と死に金
・お金はかき集めようとする逃げていく。
押し出していくと集まってくる。(たらい理論)
・子どもが20歳になる頃に、よい仕事の後姿を見せる。
【気付き】
投資と消費の違いといわれるように、何も生み出さない(モノという意味でだけでなく、関係性などの構築も含めて)形でお金を使うのは確かにむなしい感じが残る。使うことだけが楽しみになってしまう。いわゆる死に金ですね。お金という「有効資源」を生きた形で使いたいと。
結構当たり前のことを読みながら感じていました。
やはり自分の気持ちに変化があるのか、以前ほどこういう本は受け付けなくなっていますね。読めないほど毛嫌いするわけじゃないけど、中に入り込めない。もっと本質的な本を読んでいきたいと思う。
2010年28冊目
モチベーション3.0 ⇒ 個人の自律へ ~週刊 東洋経済 2010年 3/27号~ [2010年読書記録]
読書完了日:2010/03/30
先週の東洋経済がなかなか面白い特集だったので購入。ビジネス系の雑誌を買うのは久しぶりな気がします。「モチベーション3.0」というなかなか興味深いタイトルです。
【ポイントメモ】
・ダニエルピンクが提唱するモチベーション3.0
1.0=生物的な動機(サバイバル)、滅私奉公、終身雇用、モーレツ
2.0=与えられた動機(信賞必罰)、リストラ、成果主義、自己責任
3.0=自発的な動機(ワクワク感)、自律、専門性、理念
・会社とはあくまで婚約関係。いつでも別離がある。
・Google: 意図的にカオスを創り出す。
ルールや指針、切り分けを出来るだけあいまいに。
自分の範疇にとどまらないものが生まれる可能性
上司に部下を管理させない
・自律型企業:ソウ・エクスペリエンス(副業OK、働き方自由)、
未来工業(ホウレンソウ不要)
【気付き】
先日の自由大学「地域とつながる仕事」最終回で黒崎さんが言われていたものに通じるものがある。理路整然とした管理、ルール体制では新しい「もの、働き方、ライフスタイル」は生まれにくい。カオス的な状況や自律的な動きをすることで、初めて生まれてくるように思う。
自由大学で3つの授業(未来の仕事、自分の本をつくる方法、地域とつながる仕事)を受けてきたが、そこの根底にある思想は、大きな組織の決められたルール/土俵の中で勝負することではなく、自分という個人を律しながら、フレシキブルに周囲と連携し、プロジェクトを作り上げていくということ。
もちろん上っ面でやるのではなく、地に足をつけて、プロジェクトを実行に移していく。
そんな個人(フリーランス)が自分の求めるものであり、そういった人々を応援、支援をするプロジェクトもやっていきたいなあと思うわけです。
2010年27冊目
運とはエネルギーである 〜運の管理学〜 [2010年読書記録]
運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式 (講談社BIZ)
- 作者: 松永 修岳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/04
- メディア: 単行本
読書完了日:2010/03/27
【きっかけ】
奥さんが購入した1冊。気になっていた本なので手にとってみる。「運」を「管理」するという視点が気になります。
【ポイントメモ】
・運のマネジメントとは「人間の頭脳による管理」ではない、
「自然法則に則った管理」のこと。
・「運」=情報を持った不可視のエネルギー
・運を良くする四つのステージ
(1)「炎」湿気った心に火をつける
(2)「風」風を呼び、風を起こす
(3)「雲」雨を降らせる雲を呼ぶ
(4)「雨」恵みの雨で「運」を育てる
→どのステージも自分の「器」にあったところから始める。
あわないと、燃え尽きたり、吹き飛ばしたりしてしまう
・人生の流れを変える方法
(1)つきあう人を変える
(2)環境を変える
(3)考え方を変える
(4)行動を変える
(5)仕事の取り組み方を変える
・風水とは「環境脳科学」
【気づき】
運を「エネルギー」と考える。あらためて考えてみると、その通りな感じがする。「運」が良い人というのは、本当に偶然にそうなるというよりは、それまでの環境や行動によって、エネルギーがたまっていて、それが発揮されている感じはする。(本当の偶然は「運」とは言わないと思う)。
けっして人為的に「運」を統制しようというのではなく、自分の環境/考え方/行動を変えていき、運=エネルギーを貯めていく。いいですね。
まずは自分のところから。自分もまずは環境からですね。
2010年26冊目
各地域での新たな価値化の創出 ~スローな未来へ‐「小さな町づくり」が暮らしを変える‐~ [2010年読書記録]
読書完了日:2010/03/25
日本の各地域での「気持ちのよい」サイズでの変革を紹介した1冊。
【きっかけ】
現在受講している自由大学「地域とつながる仕事」のメンバーから紹介されました。
【ポイントメモ】
・「日本で最も美しい村」連合
・ないものねだりはよそう。これからはあるもの探しだ。
・画一されたどこでも同じ光景の「味気なさ」
・風景は暮らしのただずまい
・地域の活性化=住民に活力と気力が漲っていること
(収入や観光客が増えるということは本質ではない)
・景観はホスピタリティー
・岩手県葛巻町: クリーンエネルギーのショールーム、森と風のがっこう
・山形県鶴岡市: アル・ケッチアーノ、在来野菜の研究
・愛媛県内子町: 電柱をセットバック方式で隠す
・島根県海士町: 移住者支援、小さな島で日本一の教育
【気づき】
たぶんこういう本を紹介しようとすると「地域活性化」がキーワードになってしまう。しかし、この本で語られている内容は表向き上「地域活性化」で活動している内容であっても、根底にある部分は「活性化」というより、新たな価値感の創出にあるように思う。一気に「変革」とまではいかないまでも、先日の「地域とつながる仕事」で神山の大南さんがお話されていた「make a difference」の積み重ねがそこにある。
そして、各地域で取り組まれていることは皆「ミクロ」な視点。その地域にいる具体的な人々のことを考えて、アクションし、それがマクロ的な波及効果ももたらしているように思える。
是非ともこの本で紹介されている各地を旅してみたい。
そこにいる人々の声に耳を傾けてみたい。
そして、そんな内容を今考えている「地域とつながる」メディア(ブログ)で紹介していけたらなと思っています。
2010年25冊目
「何か」に気づいてしまった人は読みましょう 〜問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!? 「自分経営」入門 〜 [2010年読書記録]
問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!? 「自分経営」入門 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 友成 真一
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/01/13
- メディア: 新書
読書完了日:2010/03/19
このエントリーで紹介した早稲田大学大学院の友成教授の渾身の一冊。
【きっかけ】
自由大学の講義の前にぜひ読んでおこうと思っていたら、モデレーターの友廣さんから頂き、拝読させてもらいました。
【ポイントメモ】
・このエントリーに凝縮されています。
・「愛」とはベクトル。
・自分は「他者」という存在なくしては成立しないもの
・ミクロは自分自身の感覚
→この「感覚」は大事にしたいですね。
【気づき】
今の世の中への「違和感」を感じていたり、「閉塞感」を感じている人。「何か」に気づいてしまって、何か動かないと思っている人は是非読んでみてください。背中を押してくれる熱い想いが詰まってます。
決して、キレイに論理立てているわけではないし(友成教授も認めてます(笑))、お墨付きの理論というわけでもない。ただそのお題目的な「理論」なんかがあると余計にわかったと勘違いし、頭でっかちになり、動けなくなる。
そんなことより、目の前のことに少しでもアクションしたいという人は、どういう想いで動けばいいのか見えてきます。おすすめです。
2010年24冊目
左肩上がりのパラダイム 〜「現場」でつながる!地域と大学〜 [2010年読書記録]
読書完了日:2010/03/17
【きっかけ】
こちらも現在参加させてもらっている自由大学「地域とつながる仕事」キュレーターの川村君にメールで紹介されて読んだ1冊。今週末のゲスト講師である友成氏の著作。地域と大学をただの連携ではなく、つながった事例とそれに向けた考え方、行動をまとめた1冊。
【ポイントメモ】
・左肩上がりのパラダイム
横軸が時間で左から右に進んでいき、縦軸で上にいくほどいいという
今までの価値観からの脱却を目指す言葉。
言葉遊びであるが新しい価値観をめざすという意味で非常にいい言葉。
・「0」と「1」の世界
ゼロベースで考えて、一転突破を図る
【気づき】
大学と地域との様々なつながりも紹介されていますが、「左肩上がりのパラダイム」という言葉に非常に強く惹かれました。自分たちが囚われている価値観を変えるのに、非常にわかりやすくイメージしやすい。こういう言葉を作れる人は単純にすごいなと感じる。一言での説得力がある。
今週末自由大学「地域とつながる仕事」のゲスト講義が非常に楽しみである。
2010年23冊目
あるもの探しからはじめる ~地元学をはじめよう~ [2010年読書記録]
読書完了日:2010/03/11
【きっかけ】
現在参加させてもらっている自由大学「地域とつながる仕事」。
そのキュレーターの川村君にメールで紹介されて読んだ1冊。地元の力をいかにして引き出していくのか?そんな内容に惹かれて読んでみました。
【ポイントメモ】
・水俣というマイナスなイメージの地域にもかかわらず、
隠れている様々なすばらしいもの。
・ないもの探しではなく、あるもの探し
・つなぐ、かさねる、はぐ
【気づき】
「あるもの探し」の考え方がいいですね。他の地域といちいち比較して、あれがないからダメだ、これがないから先はないなどと、あえて「他」に目を向けて、やる気を自らそいでしまう人は多い。しかし、自分の足元にしっかり目を向けると、そこにある「すばらしい」ものが見えてくる。自分たちだけで、見えなければ、第3者の視点を入れて、その「すばらしい」モノの原石を見つけてもらう。そして、その「原石」を自分たちと参加してくれた第3者で磨いていく。
自分が今度住む地域は、第3者になるわけで、そういう視点で新たな街を調べていくのも楽しそうである。
【関連エントリー】
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久々に自由大学へ、地域とつながる仕事 (イントロダクション講義)に参加してきました。
2010年22冊目