会議を自分事にする手法 ~ワールド・カフェをやろう~ [2009年読書記録]
読書完了日:2009/12/13
ワールド・カフェ?
新しいスタイルのカフェ?旅行関係?という疑問から読んでみた1冊。
カフェは、様々な地域で創造的な考え方や価値創出の場として、
機能してきた歴史がある(たとえばヨーロッパ)。
カフェという場所を通して、時間時には空間を越えて、
やり取りができる場になってきた。
そのカフェを擬似的に作るのがワールド・カフェという手法。
広義の会議手法にあたるかな?
ただ意思決定手法というよりは、全員参加を促し、
各自の行動に結びつけ行くに近い。
「自分事」にしていく感じでしょうか。
数人のテーブルをいくつかつくり、ある肯定的な質問に対して、議論していく。
各テーブルのメンバーは一人を残して、他のテーブルに旅し、
内容を共有し、他のテーブルの内容を把握し、議論する。
最終的には最初のテーブルに戻り、旅したテーブルでの内容をシェアしていく。
あたかも全員と話したような感覚になり、一体感が生まれ、コミットが高まるという。
どこかで試す機会があれば、チャレンジしてみよう。
プロジェクトの初期、立ち上げ段階なんかでは有効かもしれない。
どう質問を作るかがカギになりそう。
2009年131冊目