オムロンという会社の成り立ち 〜「できません」と云うな〜 [2009年読書記録]
読書完了日:2009/06/21
オムロン創業者立石一真氏の一生をまとめた1冊。
就職活動のときと医療器具以外で日常生活ではほとんど自分と接点のない同社。
たんなる京都の優良企業ではなく、
社会貢献としての企業を意識していたことは知らなかった。
創業者自体は、技術者出身。
それゆえに起業時から発想し、技術につなげていく力はものすごい。
技術だけでなく、社会の方向(自動化や情報化)性を読む力にも
大変長けていた。
それがピーター・ドラッガー、大前研一などの論客との
交流も生んだように見える。
すごいなあと感じる1冊ではあるが、
心にはあまり響かなかった。
時代性が違うというか、自分の求めているものとは違うかなと。
(悪い本ではないですよ)
2009年71冊目
【楽天】「できません」と云うな
【Amazon】「できません」と云うな―オムロン創業者 立石一真