プロジェクトはなぜ失敗するのか 〜プロジェクトは失敗が前提 [2007年読書記録]
プロジェクトはなぜ失敗するのか―知っておきたいITプロジェクト成功の鍵
posted with amazlet on 07.04.30
伊藤 健太郎
日経BP社 (2003/10)
売り上げランキング: 109907
日経BP社 (2003/10)
売り上げランキング: 109907
おすすめ度の平均:
プロジェクトは本来、失敗するものである 成功をイメージしよう
より深い議論が欲しい。
読書完了日:2007/04/26
4月の後半から新しいプロジェクトに参画していて、
まだPMサポートという形ですが、6月のフェーズ以降は
自分がプロマネとして、プロジェクトを進めることになっています。
(まだ契約等含めて微妙な面は残っていますが)
今までの様々なプロジェクト経験での良かったところ、失敗したところ、
顧客/メンバーの性質を考慮し、成功に導くマネジメントを
したいと考えています。
その準備の中で読んだ1冊。
基本のコンセプトは、
プロジェクトは何もコントロールしなければ失敗するもの
と定義していること。
当然プロジェクト内部のリスク考慮は当然。
その上で、プロジェクトの成功を「顧客」、「会社組織」、「プロジェクト」各々の
視点で定義し、共有化することを説いています。
プロジェクトが進めば進むほど、自分たちの論理に陥りがち。
最初の共有をプロジェクトの憲章として進めることは重要ですね。
2007年50冊目
【楽天で購入】プロジェクトはなぜ失敗するのか
【Amazonで購入】プロジェクトはなぜ失敗するのか―知っておきたいITプロジェクト成功の鍵
ドリルを売るには穴を売れ 〜マーケティングの基礎 [2007年読書記録]
ドリルを売るには穴を売れ
posted with amazlet on 07.04.24
佐藤 義典
青春出版社 (2006/12/23)
売り上げランキング: 7256
青春出版社 (2006/12/23)
売り上げランキング: 7256
おすすめ度の平均:
内容は5つ星、タイトルは・・・本を売るなら、喜びを売れ
評判通り
読書完了日:2007/04/24
マーケティングの基本と言われるような
「ベネフィット」「セグメンテーション」「4P」などの用語。
その用語を解説ではなく、日々我々が様々なモノ・サービスの購入の際の
体験、心の持ちようにあわせて説明している。
しかもイタリアンレストランを建て直すミニ小説もついており、
解説した内容の定着化を促しており、大変読みやすい。
内容は読んでもらうとして・・・
このような本などで勉強したマーケティング。
人間の気持ちに即した内容でその場で理解できるのに、
実際のプランを考えるときに一貫性のない全く内容になってしまう
利用者の気持ちになって、第3者的にプランを見れるか。
それが大きな課題ですね。
IT業界の営業/マーケティングスタイル。
完全売り側視点のものが多い(自分も含めて)。
第3者的に見直す以前に、まずはマーケティングの基本からスタートしないとね。
2007年49冊目
【楽天で購入】ドリルを売るには穴を売れ
【Amazonで購入】ドリルを売るには穴を売れ
クチコミの技術 〜この本自体がクチコミマーケティング [2007年読書記録]
クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
posted with amazlet on 07.04.16
コグレ マサト いしたに まさき
日経BP社 (2007/03/29)
売り上げランキング: 119
日経BP社 (2007/03/29)
売り上げランキング: 119
おすすめ度の平均:
読ませる文章力こそマーケティングテクニックの披瀝に感謝!
素早く平易にまとめられた「ほんものの最前線」
読書完了日:2007/04/16
『ネタフル』、『みたいもん!』。
この2大ブログの管理者がまとめたブログを利用したクチコミマーケティングの解説書。
それぞれのブログや他のブログなどで実際に発生した
クチコミ事例中心であり、理論ではなく実践重視。
たいした規模ではないが、自分もブログを数年やってきている。
一方企業もブログを活かした様々な施策を打ってきている。
(StartMac体験モニターなんかもありましたしね)
今までのテレビなどを中心とした施策とは明らかに異なり、
個人と企業の直接のやり取りが増えてくる可能性がありますよね。
そんなときに企業側はどんな意図で、ブロガーはどんな気持ち/態度で
交流していけばいいのか?
この本の様々な事例を読みながら、考えてしまいました。
ブログマーケティングで大きな成果が期待できることが自明になってきた以上、
企業と個人の関係も大きく変わってくるんですかね?
最後にある日本のブログ浸透に大きな貢献をした人々への
インタビューから分かるが、ブログの日本の浸透自体も
個人の努力、そこから発生したクチコミによって
進んだことが見えてきます。
2007年48冊目
【楽天で購入】クチコミの技術
【Amazonで購入】クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
成功の9ステップ 〜人の全ての動機は苦痛回避と快楽追求 [2007年読書記録]
ジェームス・スキナー
幻冬舎 (2004/02/26)
売り上げランキング: 1255
幻冬舎 (2004/02/26)
売り上げランキング: 1255
おすすめ度の平均:
体調がよくなりました。この本より先に・・・
”違いをもたらす違い”を”モデリング”する。
読書完了日:2007/04/13
名著「7つの習慣」の日本での発刊の立役者が書いた自己啓発本。
7つの習慣の系譜という感じですが、こちらの方がより実践的。
健康に関する具体的な説明などは自己啓発本とは思えないレベルで書かれています。
人間の全ての根本的な動機を下記のように述べています。
「快楽」と「痛み」が私たちのあらゆる行動の動機なのだ。
(中略)快感が得られ、苦痛が避けられると思う行動を取るということだ。
なるほど。
一般化はされてはいるが、確かにと思わせる。
この原則をベースに様々なステップ(決断、健康など)が記されています。
他に特徴的なところとして、
上記の人の動機にも絡めて、「感情」の面からのアプローチが多い。
例えば、
・時間管理は感情の管理
・どんな感情も特定の身体の動き方と関連づけられている
・脳の中の情報は基本的に感情によって分類される。
よって、効果的に学ぶためには、感情が必要。
著者の言うところのこの本での「違いをもたらす違い」はこの「感情」かな。
健康、時間管理、リーダーシップなども参考になる点が多く、
ボリュームもある本なので定期的に読み返したい1冊です。
2007年47冊目
【楽天で購入】成功の9ステップ
【Amazonで購入】成功の9ステップ
Twitter始めてみました [Web]
先日からトップページの再度バーには表示していましたが、
ブログ界隈で話題沸騰中のTwitterを使い始めてみました。
http://twitter.com/mtakashi/
「今自分が何をしているか?」
それを記録しながら、いろんな人々とゆるーくつながっていくサービス。
お気軽にAddしてみてください。
日本語はそのままだと通らないのですが、
『全角ですべて書いて、最後に半角スペース』でいけてしまいます。
デジタル一眼を買ってしまいました [Photo]
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K100D レンズキット DA 18-55mmF3.5-5.6AL付き
posted with amazlet on 07.04.11
ペンタックス (2006/07/14)
売り上げランキング: 2652
売り上げランキング: 2652
おすすめ度の平均:
キヤノンとニコンと比較して決めました初めてのデジイチ
実売価格とのバランスから高評価
フランス旅行に行く前に、
ついにデジタル一眼を購入してしまいました。
今まではコンパクトデジカメしか使ったことがなく、
カメラはほとんど初心者。
初心者向けのNICON D40、EOS KISSあたりを考えいたのですが、
いろいろ調べていくペンタックスのデジタル一眼の評価が高いので、
入門機「K100D」、ミドルレンジの「K10D」を候補に。
数字は見るな! 〜点と線で見る会計 [2007年読書記録]
数字は見るな! 簿記があなたの会計力をダメにする
posted with amazlet on 07.04.10
田中 靖浩
日本実業出版社 (2006/09/14)
売り上げランキング: 27863
日本実業出版社 (2006/09/14)
売り上げランキング: 27863
おすすめ度の平均:
後半だけで十分会計・財務・経理の違いも明白に
簡単に読めます
読書完了日:2007/03/31
会計(財務、経理、管理会計)。
これらを数字の理解ではなく、「点」と「線」で理解し、
本来の数字の持つ意味を理解しようという一冊。
簡単にいえば、数字を作れる必要なく、
数字を読めて、活かせるようにする。
点=時点、線=期間。
点がある時点での結果(会計でいうところのB/S)。
線がその期間での原因(会計でいうとことのP/L)。
細かい数字で読むと疲れる決算書ですが、
読み方を変えると見えてくるものも違ってきます。
2007年46冊目
【楽天で購入】数字は見るな!
【Amazonで購入】数字は見るな! 簿記があなたの会計力をダメにする
パリから帰ってきました [life]
Originally uploaded by Taka.
エントリーが遅くなりましたが、
予定通り7日土曜日にパリから帰国しました。
まだ時差ボケが抜けず、頭痛と睡眠不足に悩まされていますが、
楽しめた1週間でした。
撮った写真をFlickrにアップしておきました。
200704 Pari - a photoset on Flickr
興味のある方はどうぞ。
旅行記はまた後ほど。