農とのかかわり方はいろいろある ~畑のある生活~ [2009年読書記録]
読書完了日:2009/05/05
農業への注目の高まりは、感じます。
派遣切りなどの労働者の就農などもあり、
ニュースやTV番組でもよく話題になってますね。
自分の食料は自給し、
その上で自分の哲学・考え方にそう「農業」を実践する。
そんな人々が紹介されています。
もちろん楽しいことばかりでない。
天候などにも左右されてしまう。
それを回避するのではなく、(あきらめるという後ろ向きではなく)
仕方のないことと捉える。
無理やり変えるのではなく、持続していくための
考え方だと思う。
著者も農業を志したが、農家自体は断念し、
農家と消費者をつなぐ「流通ビジネス」を起こした。
かかわり方はいろいろとあるわけですね。
(市民農園を借りたり、自宅に小さな畑を作ったりするのでもいいわけで)
「有機」という表現が現在、有機JAS認定を受けないと
表記できないということをこの本で知りました。
乱立を避けるためには、仕方のないことかもしれないですが、
画一的で残念な対応に思えてなりません。
2009年46冊目
【楽天で購入】畑のある生活
【Amazonで購入】畑のある生活