歩くことで自分と対話する 〜幸福論〜 [2009年読書記録]
読書完了日:2009/05/30
格闘家:須藤元気が四国でお遍路を旅したエッセイ。
格闘家とは思えない真理を探究する姿勢と、
時折混じる同年代だからこそ分かるくだらないネタ(ホイミの話とか)が
楽しい1冊です。
そもそもお遍路参り自体、四国の88カ所のお寺をまわること以外は
何も知らなかった。
ものすごくストイックな感じがしていたのだが、
修行というレベルまでのことを考えなくても行ける感じなんですね。
全部徒歩で行かなければいけないのかと思ってました・・・。
須藤元気も書いているが、歩くことで自分との対話を促す。
歩いたり、自転車に乗っていたりすると、本当に心から様々なものが
わき上がってきます。
お遍路参りはそんな機会を提供してくれるのかもしれない。
「ありがとう」と言い続けること。
そんなヒントをもらった気がします。
2009年58冊目
【楽天】幸福論
【Amazon】幸福論
写真+文章+旅行 〜写真家の旅―原日本、産土を旅ゆく。〜 [2009年読書記録]
読書完了日:2009/05/29
誕生日に読んだのが写真集+エッセイ。
しかも旅行ものというのが興味深い。
自分で選んだとはいえ、たまたま図書館で目にした1冊なので。
著者は「写真の富」と「言葉の富」の融合を目指した創作活動をしている。
日本各地の原風景。
残念ながら全て訪れたことはない。
日本の自然のすごさ、またその自然とうまく融合した生活。
「すごい・・・」と思った写真がWeb上にありました。
宇土半島 写真家の旅 宮嶋康彦 日経BP社
いつかこんな写真を撮ります。
2009年57冊目